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2015年春ドラマ終了!

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本当は天皇の料理番、9係が終わってからと思ってたんですけど、
待っていられないので。
多分どっちのドラマも、最終回迎えても今以上に評価が上がることはないと思うんでね。



いやー今期は不作でねえ…。

水曜のドラマと木曜のドラマどっちもつまらなかったらきついなあ、
と以前言った気がするのですが(そのときはまさかねアハハ☆ぐらいの気持ちだったのですが)

見事にその懸念が的中しちゃって

そのドラマについては、後からゆっくりボロクソに言おうと思ってるので、
楽しく見てた人は今すぐ回れ右をしたほうがいいかな。

【楽しかった!】
天皇の料理番
今期…といってもこのドラマは7月12日までやりやがるので
厳密にいうと、夏ドラマに分類されるのかしら?
でも、春ドラマナンバーワンだと思う。

まず、脚本がいい!
篤蔵(佐藤健くん)の心の成長や夢を追いかける姿とか、
俊子(黒木華ちゃん)との淡い関係とか、
兄やん(鈴木亮平さん)の熱演とか、家族や周りの人たちの応援や嫉妬、いじめなど、
とにかく脚本がいいんだよね

自分は、質のいい脚本と質のいい演出と質のいい音楽、周りのキャラがたってこそ、
主人公が引き立つと思っているので、

そういった面では、佐藤健くんは作品運が素晴らしく良いですね。
うん、運が良い。

だけど、その運を台無しにしない程度の演技力もあるし、
何より身のこなしが良いですよね。
始まった当初は、伊藤淳史くんとかの方がいいなあ
とか、非常に失礼なことを思ったりしたのですが、
今となっては、佐藤健くんで良かったと思います。

チビノリくんでもいい作品にはなったと思うけどね


でも何より、兄やん役の鈴木亮平さんが素晴らしいよね!!
出てくるたびに号泣してるからね
篤蔵を煽るために書いたあの手紙のシーンで、どんだけ号泣したか。

そして、師匠・宇佐美さん(小林薫さん)もすごく良い。
どんだけツンデレやねん、って思うぐらい篤蔵の才能を買ってるんだよね。
厳しくも温かいその佇まいが好き

その他にも、佐藤蛾次郎さんや高岡早紀さんや杉本哲太さんや美保純さん
柄本くんや桐谷くんもすごく良いし…。

出てくるキャラ出てくるキャラが命が宿ってて、そこが良い。
最終回は迎えてないけれども、きっと最後までこの質を保ってくれると信じてます。


マザーゲーム
これはね、何気に期待してたんだよね。
まず女優キャスティングがすごく良かったから。
木村文乃さん、長谷川京子さん、安達祐実さん、貫地谷しほりさん、そして檀れいさん。
これだけ揃えてもらったら、そりゃ見るがな。

また、その女優さんに与えられた役が、どれもこれも合ってるんだよね。

檀れいさん演じる毬絵さんが、初回からあまりにも美しすぎて、
それですっかり魅了されちゃったし、

貫地谷さんのあのポジションでの演技は安定感抜群。

安達祐実さんは、最近やっと見た目が年齢にあってきて、再ブレイクの予感を感じさせる熱演。
ものすごく綺麗だった。

長谷川京子さんも、演技に安定感が出てきて、味がある演技ですよね。

そんな芸達者の4人が、まだまだ主役に慣れていない木村文乃さんを支えていて、良かった。

そして、竜雷太さんや室井滋が要所要所ですごくいい演技をされていて、
脚本もなかなかいいなあ、と感心。


んで、題材。
最初は、名前をなくした女神みたいなドロドロかなーと思いながら見ていたんですけど、
思っていたよりドロドロせず、何か見やすくて。
これは嬉しい誤算でした。

最終回、毬絵さんが長男の部屋のロッカーを開けると
毎日ドアの前に置いていた食事のメモがどっさり出てきて…

まあ…号泣したよね。(ハハハ…)


すみません、涙もろいんです。
でも、すっげー泣いたよ。まじで。我ながら、ちょろいやつです。

最終回の締め方は、今んとこマザーゲームが一番良かった。
今年のドラマで一番良かったと思います。

やっぱり、Superflyさんの『Beautiful』の主題歌補正力がすごかった。
あの主題歌が流れ出した瞬間鳥肌だったもん



エジソンの母の『愛をこめて花束を』もすごく良かったけど、超えたかも




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こっからはボロクソモードなので、回れ右推奨

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【うーん…】
ようこそ、わが家へ
これはね、自分が悪いです。

始まる前は
『ストーカー逃げきれぬ愛』とか『隣人は秘かに笑う』とかみたいな、
ある程度のサスペンス要素があるって勝手に思ってましたからね。

だから、あの家族があまりにも頭がおかしい・お気楽・電波だったのが、
あまりにも耐えがたく、あまりにもきつくて…。

だから、完全に真剣に見る気失せました。

でもさ、初回の序盤20分はすっげーシリアスに
サスペンス調に演出してたじゃん。

だったら勘違いしても仕方ないじゃんッッッ!!!

はぁ、はぁ、はぁ…。
腹から声出しちゃったぜ。


最終回だけは見とくか…と見ても、
お気楽さは変わらないし、何か良い話風になってたし、

ほんっとしょーもないなあこのドラマって思いながら見てました。

ニット帽の男はお前誰や!?∑(; ・`д・´)

と声に出してしまうぐらい、初見の方でしたし…。

いや、風林火山の人ってのは分かるんですよ、亀治郎さんでしょ?

と思ったら市川猿之助に名前変えていやがった。まぎらわしいんだよ!とばっちり

うーん。
亀治郎さんがああいう役ってのは、あんまりインパクトないっていうか…。

全然合ってない主題歌と共に、なんだかなーと思うドラマでした。
その気になれば4話ぐらいでまとめられたよね。

期待してなかったから、裏切られた感もなかったですが。

64
出ている人たちはすごく良い演技してて、演出も良かったけど、


劇中音楽がうるさすぎるんだよ!!
台詞聞こえねえんだよ!!!

とそこばっかりにイライラして、あまり集中できなかった。
耳が良すぎるのも、考えものですね

医師たちの恋愛事情
初回や2話を見たかぎりでは、どいつもこいつも発情してて、

『医師たちの下半身事情』じゃねえかと、

ネタドラマ好きとしてはある意味ワクワクしたんですが(おいおい)

なのに、なのに…。

回を追うごとに普通になってしまって…。


はあ。



糞なら糞を貫けよ!ガッカリだよ!!!


ドS刑事
きっと、子供向けドラマとして作ったと思うんです。
だから、いい大人の自分には、面白さは分からなかったのかもしれません。

でもね、子供向けと子供だましの学芸会は違うんでね。
自分には、子供だましだなあ…という感想しか抱けませんでした。

Dr.倫太郎
これは、個人的には期待外れナンバーワンだったなあ。
あんだけのキャストと、あんだけのスタッフを集めて、と思いますが、
むしろ集めすぎ固めすぎは、作品の動かせる範囲を狭めてたよなあ、と。

んで、これは『ようこそ、わが家へ』でもやってしまった失敗なんですけど、
放送前には『心療内科医・涼子』『サイコドクター』『空中ブランコ』みたいに、
1話完結で患者さんの問題を解決していくんだろうなあ、と勝手に思ってて。

そしたら、各話ごとのゲストをないがしろにして、


あまりにも蒼井優蒼井優で、もうびっくりしたよね



いや、1話完結と全話通してのテーマを両立させるやり方は、数多くありますよ。

というか、王道ですよねそれは。

でも、あまりにも蒼井優おしすぎでしょ!!

そこらへんの脚本バランスが、崩壊してたなあ。


堺雅人さんは好きです。
役柄としても、半沢や古美門のようなまくしたてるキャラよりも、
おっとり優しげで静かな役の方が好きです。

でも、倫太郎はちょっとなあ、と思いました。
半沢やらずに選んだ作品がこれ?って。


まあ早い話が、おもんなかったなーって思った次第です。



アイムホーム
初めに断っておきますが、私は木村拓哉って人が好きですし、
彼の演技はものすごく器用で、上手いと思ってます。

だから、普段演技が下手だとか、全部一緒だとかいう意見を見ると
は?ちゃんと全部ドラマ見たうえで言ってるんか!?
もしそうならお前の目は節穴じゃボケ!!
と罵るぐらいには、彼の演技は好きです。(過激派かよ)


と、断ったうえで…言わせてもらうけども。


ものすっごく毒を吐かせてもらうけども。
このドラマ好きだった人は、回れ右してね。








ひっどいドラマでしたね(;´Д`)



このドラマの当初の触れ込みがね、
キムタク、初の父親役!
の時点で嫌な予感はしていたんですよ。

あっ、これやばいやつじゃね?ってね。

今はもう何を言っても結果論にしからないんですけど。


それでも、2話まではまだよかったと思う。
家路の過去を探りながら、家庭の再生に向かっていく話としてね。

3話あたりから雲行きが怪しくなってきて、
4話以降は、もう脚本や構成がぐちゃぐちゃになりすぎて、
正直見るに堪えなかった

自分は、SMAPももちろん好きですが、同じぐらい俳優さんや女優さんも好きです。

及川ミッチーや渡辺いっけいさんや光石研さん、鈴木浩介さんや西田敏行さんも大好きだし、
水野美紀さんや上戸彩ちゃん、蓮佛美沙子さんも好意を持ってます。

じゃあ、これらの恵まれたキャストが、
魅力的に役として輝けていたかというと 否ですよね。

これは、断言できます。


渡辺いっけいさんは、不審な演技をして、
それが回収されることも特になく雑にフェードアウト。

いっけいさんの演技だけで言ったら、『月の恋人』のほうがちゃんと有効活用されてたぜ?


いっけいさんだけじゃない、
光石研さんはものすごく魅力的な演技をされる方だし、鈴木浩介さんもそう。

それなのに、扱いが雑すぎる!!

ものすごーくがっかりだった。本気で。



役者の無駄遣い感もそうだけど、もう脚本が破綻していたよね。

旦那は事故に遭って記憶障害なんだよ?
どうしようもないじゃん。

それなのに、現妻の恵が冷たすぎるし、行動が謎すぎる。
乳も腹もでけーし。日活ロマンポルノ並みの見せないカメラワークを見せてもらった

元妻も、サバサバしてる風だけど、女々しくてなんだかなーだし。

結果として、愛人(吹石一恵さん)が一番魅力的に見えたよ。マジで。


最終回、もうとっ散らかりに散らかりすぎた脚本は論外として
(ミッチーはさっさとその映像を主人公に見せとけよ!!役立たずが!!)

家路が這いつくばりながらも恵のほうに行くシーン、最後の方にありましたよね。
それを見て、

木村くんすごい熱演だなあ…

と思う自分と

…なんだ、それ。

と冷めた目線で見ている自分がいて。

まずそんな自分にショックだった。脚本が悪いんだから仕方ない。


前にも言いましたけど、
質のいい脚本と、
質のいい演出と、
質のいい音楽と、
周りのキャラが目立ってこそ、
主人公が引き立つと思ってるので、


主人公役の人が、いくら熱演したところで、
周りが魅力的じゃなかったり、脚本演出音楽がだめだったら、
むしろ冷めた目線で見ちゃうんだなあ…と、

そんなことを冷静に頭の中で廻らせました。


それでも、最低限の視聴率をとってしまうのが、
すごいところでもあり、悩ましいところでもありますよね。


このドラマが素晴らしい、面白い、過去のキムタクドラマより面白い
と思う人がいて大いに結構。

その人には、何もかもを楽しむ才能と感受性の高さがあるだけのこと。

自分にはそれが欠如しているんでしょう。つまり楽しめている人より劣っているんです。


ただ、『アイムホーム』での彼の演技は、自分的には想定内の演技で、

これぐらいなら、過去に木村くんはいくらでも披露してたよなあ…?

としか思わず、周りとの温度差に困惑し、首を傾げるしかない。

そこまで絶賛するほどか?

という言葉が頭を擡げてしまう自分が嫌になります。

けど仕方ない。

自分にとっては、アイムホームは著しく期待はずれでした。
原作者が『ギフト』を参考に書いたらしいけど、
もう作品の質の差が天と地ほど違うよね。というか一緒にしたら失礼。


あ、よしおとの絡みだけは良かったかな。

感じたこと

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前々から、ドラマのレビューサイトが少なくなってるのはなぜだろう?と思っていたのです。
映画のレビューサイトやブログは多いのに、
ドラマのレビュー系はあまりない。

なんでだろうなーと思っていたんですが、最近やっと答えが見つかりました。


映画は、長くても3時間。

それに比べて、ドラマは短くても6時間。
長いと12時間以上、しかも3ヶ月(朝ドラだと6ヶ月、大河に至っては1年)だし。


そんなんやったら、やる気失せるよなあ…。
しかも、面白いドラマなんて最近少ないし。


何で誰も昔のドラマレビューとかやってくんねえんだ


って憤慨してたんですけど、納得できました。自分がやれや。



いやね…レビューってのは、あくまでドラマを見て、
感想を残しておきたいって気持ちを大切にするべきで、

義務にするのはよくない、そういうスタンスだったんですよ。



でもね、考え直した。

ある程度義務にしないと、自分はこのブログ更新しない


それに気づいたので、ある程度、義務的に
これからはドラマの感想とか、書いていこうと思います。

月に1回は…いや、3ヶ月に1回は…いや、半年に1回は…。


まあ、気楽にやろうってのは、これからも変わりません。






HERO映画(2015) 見てきました ※ネタバレあり

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朝っぱら、一番最初の回を見てきましたよ。
思ったより満員で、人が少ない館でまったり見たい自分にとっては非常にきつかったです。

隣に人がいると、何か気が散るんですよねえ…。
今回の場合は、隣の人がむしゃむしゃとポップコーン食べてたもんだから余計に…。


で、内容の感想。
宇多田ヒカルの『Can you keep a secret?』聞きながら書きます。
だって今回も流れなかったから…。チッ!




注意:がっつりべったりネタバレするので、未見の人は回れ右をしてください!!













注意:私は2001年版HEROの大大大大大ファンなので、完全にファン補正がかかっています!!
HEROを見たことのない人には、この感想は参考になりません!!












冒頭は、どこのホラー映画だよと…思いましたね(笑)

そして、城西支部ではなく、難波支部の雨宮から物語はスタート。

もうね、この時点で私は泣きそうになった。

雨宮が、変わらず雨宮なんですよぉ・゜・(ノД`)・゜・

ちょっと、くちびるの色は、体調悪いの?って思ったけどもリップの色だよ…


そして、一ッ葉さん(大倉孝二さん)と共に城西支部にやってきたとき、
私はまた泣きそうになりました。どんだけやねん。

久利生と雨宮が久しぶりに再会とか、もー本当に気まずくてね笑った。



内容は、良かったですよ。

ちょっと説明不足かなとか思ったけど、第一弾よりかはまとまっていたと思います。
内容はすごくこじんまりとしてて、地味だけどね。良かったです。

佐藤浩市さん演じる松葉外交官も、悪でも正義でもない、
一人の人間として上手く描かれていたと思います。

ただ、ペタンクシーンはしつこすぎて少しきつかったかな?

あと、コールマン役の人が、Mr.マッスルに似てて、そこについては何か集中できなかった(笑)

でも、外国人のキャストも、皆さん良い演技されてたし、
伏線回収とか、事件の結末とか、いい着地の仕方したと思います。




前の映画はね、いろいろと派手だったから(笑)

それに、ラストとか、一見さんとか初見さんには
「What’s?!」

って感じだったと思うし。

自分はHEROドラマファンだから、十分満足できたし、
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおってなりましたけど。



今回の映画を見て思ったのは、

やっぱりHEROって作品は久利生と雨宮がいてこそ、なんだなってこと。


自分にとってHEROという作品は、
久利生と雨宮の男女コンビものが大きな軸で、

その周りで自分勝手な人々が動き、協力し、真実を見つけるっていうカタルシスのある、

群像劇だと思ってます。



いわば、ケイゾクやトリックといったような男女コンビもの+フジお得意の群像劇が
絶妙にミックスされた王道と異色が入り混じった作品だと思うんです。



今の城西支部メンバーも決して嫌いじゃないんです。
ただ、第二期(連ドラ)は第一期と比べて明らかに見劣りしていました。(と自分は思う)

その理由は、久利生が中心にいなかったこと、
久利生と雨宮の淡いラブスト要素がなかったことが原因と思っていたのですが、

それだけじゃないんだなっていうのが
今回映画を見てみて分かりましたよ。



あの城西支部メンバーに、雨宮が入るだけで、一種の緊張感が生まれて
途端に久利生や他の検事・事務官の方々のキャラが立って、間が良くなっていたんですよね。


久利生と雨宮っていうゆるぎない大黒柱を中心に描き、
城西支部メンバーをその周りで動かす。

これこそが、HEROという作品の持ち味だったんだと、再確認することができました。

北川景子さん演じる麻木も、雨宮と接しているときの可愛らしさときたら、
半端なかったですしね。

久利生と雨宮のキャラの立ちっぷりは、
中の人の名コンビぶりにも起因された、他では真似のできない代物。

今回の映画で、改めて久利生と雨宮の素晴らしさに気づけました。



2ショットにはくううううううううううう!!となりましたし、

二人のやりとりの間の良さときたら、他には真似できないよ

カプヲタやっててよかったってなる場面が多かったです。
つまり、二人のシーンが思っていた以上に多いです。

今回の映画は完全に久利生と雨宮の物語です!

そして、難波支部の事務官役の大倉孝二さんと、上司役のイッセー尾形さんも、
めちゃくちゃ良かったです。

特に、大倉孝二さんと松たか子さんのやりとりは、
これで見れなくなるなんて何か勿体ないぐらい、息が合ってました。






以前、この記事で、

久利生と雨宮が別れて、雨宮が誰かと結婚するなんて展開になろうもんなら、
ボロカスに叩きまくってやると宣言しました。

しょうがない、自分は久利生と雨宮のカプヲタだから。

トリックの山田と上田のやりとり見ると心かき乱されるのと同じことだから。


が、お見合い相手役がアンジャッシュの児嶋さんってことで、
早々にあっこの人とくっつくこたねえなと、謎の安心をし(笑)
(演じる人が最大のネタバレだよね、これ)


どういう終わり方にするんだろう…と危惧していたのですが、

いやぁ…とんだ予告詐欺でした。


大事な話、ってのは久利生さんにじゃなくてお見合い相手役にってことでしたよ。オイ!!!

お見合い相手に断りを入れ、雨宮は再び久利生と対峙。

その時の二人のやりとりがね、すっごく二人らしくて良かった(*´Д`)


でも同時に思ったのは、


ゴルァアアアアアア!!!久利生そこで呼び止めろやあああああ何か言えやああああ!!


というもどかしい切ない感情。

そうだよね、久利生は雨宮が結婚するって思ってるから、話しかけられないんだよね。
雨宮も、あえてそれ(=結婚しないことにした)を久利生に言わず、前に進むんだよね。


だけどさああああああああああああああああっ


って思いながら映画見てたら、
久利生が休みを取って、どこかに行く…って流れになっててね。


第一シリーズから見てる自分としては、

キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
久利生石垣に行く展開キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!


って勝手にテンションあがりましたよ。
ここで!!第一シリーズのエンドを踏襲するかあああああ!!ってね。



でも、そんなことはなくて、

麻木ちゃん連れて、ネウストリアにお出かけ捜査でした。



…。





オイッ!!!!!!!



って私はなりました。
いや、勝手に期待した自分が悪いんですけどぉ…。

そこはさぁ…期待するでしょうよ…。



あれじゃ、久利生と雨宮の別離っぽいじゃんヽ(`Д´)ノ


心は確実に繋がっているし、会いに行こうと思えば会えるけど

そこは、久利生さんが会いに行くエンドでいいじゃん!!


そして雨宮が
「久利生さん、前から言おうと思ってたんですけど日焼けしすぎですよ」とか言って
二人が微笑ましく歩むエンドでいいじゃん



なんだよ曖昧にしやがって


ぶつぶつ…。


とりあえず、久利生さんに雨宮が結婚しないという事実を伝えないと…。ぶつぶつ…。



もうね、中の人お互い結構お歳を召してきたんですから…。
いい加減、はっきりしようよ

って気持ちが、30%ぐらいわきました。


というわけで、カプヲタ的に最後の最後はちょっとだけ不満(笑)

でも、麻木ちゃんの立場がないし、あれで仕方ないですね。許してやるお前誰だよ


頭では分かってるんですよ。

ああいうつかず離れず系の男女コンビは、くっついたら最後なんです。
だから、曖昧ラストにするしかないと。

くっつかないことが美学なんですよね、ああいうのは。

赤い霊柩車コンビも、お前らいつまで婚約者やねんだもんね。

そういった意味では、トリックは素晴らしいラストだったな、って思うし、

あれを見たからこそ、無意識のうちにHERO映画のラストのハードルが

上がってしまったのかもしれません。


ただ、雨宮の口から「(久利生さんのことが)大好きだった」

って言葉を聞けただけで、映画見た価値がありましたね。

過去形かよ!!と突っ込みましたが、

その後、お見合い相手(アンジャッシュ)との電話のシーンで、

「好きな人がいるんですか?」

との問いに

「はい。」

って答えていたし、今も好き…なんだよねきっと。



ああああああああああああああもどかしいいいいいいいいいいいいいいヽ(`皿´)ノギリギリギリギリッ



ってなりますよねえ。
制作サイドの目論見にまんまとはまっちゃってますねえ(笑)



映画1でキスしたの何だったの!?

大切な人がいますとか言ってたじゃん!?

約束します、離しませんって誓いは何だったの!?


とのツッコミの言葉も多々浮かびますが
映画1は完全に終わらせる目的で無理やり進展させた感あったんでね…。

今回の方が、割と自然な関係に戻ったかな、と。思わないこともない(どっちだっ)


自分、カプヲタ過激派だったはずなのに、おかしいよね


なんというかなあ、ドラゴンボールの孫悟空とブルマみたいなねえ…。

男女を超えた、人間愛っていうか…同志だよねえ…。

お互いのことを一番よく分かってる人。
そんな存在に出会えるって、素敵なことだよね。
そういうの、中の人とも重なって、良いなあって思ったんだよね。

ポエムっちまったい。


それぐらい、何ともいえない関係だなあ、と。
そんなふうに、今回の久利生と雨宮の関係は描かれてました。
あれでお別れだったら寂しいけど、きっとまた会えるよね。
今のフジテレビ切羽詰まってるから続編作りたいだろうし

断固として言っておくけど、
久利生と雨宮はお互い以外の相手と恋愛とか、そういう展開は今後もやめてね!!!
多分続編も今後作られるだろうけど、それだけはマジ勘弁



散らかりまくった感想となりましたが、
なかなか良かったと思います。うん。カプヲタ目線ですんません。

久利生と雨宮最高や





あ、忘れてたけど、牛丸次席の娘さん、ちゃんと出ましたよ(笑)

白い影コンビ

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8月3日のスマスマを見て、さすがにこれは書かずとはいくまいと思いました。


いや…もうね、本当に中居さんと竹内結子さんに感謝したい。

いきなりだけど土下座したい。

目の前にもし二人が現れたら、土下座しながら


あ゛り゛が゛と゛う゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛

と、感謝の言葉を叫びたい。(不審者こわい)


意味不明ですよね。
でも、そんな気持ちになったんです。

それぐらい、二人が本当に楽しそうに会話してる姿が、
見ていて涙が出そうになったっていうか、ものすごく尊かった。

私にとっては、とても尊いものなのです。

なんだろうあの二人。
もうなんだろうこの胸の高鳴り。
この気持ちはなんだろう。この気持ちはなんだろう。大地讃頌歌いたくなる。なんでやねん

間違えた『春に』だ。合唱曲のタイトルは『春に』だ。
この気持ちはなんだろう。この気持ちはなんだろう。


何か意味わかんなくなっちゃってますが、
とにかく萌えすぎて死ぬかと思った。
あっ、もちろん大竹しのぶさんの姿もちゃんと見えてます。


それぐらいね、好きなんですよ中居さんと竹内さんのコンビが。


つーか『白い影』って作品がね、大好きなんすよ!!!マジで!!!
(ポエム臭いとか過去にこのブログで散々ネタにしてるくせにね)




そもそも、自分がドラマを好きになるきっかけとなった作品が『白い影』なんです。

子供のころに『白い影』を見てから、SMAP関連の作品を制覇していって、
他のドラマにもどんどんはまっていったんですよね。ケイゾクとかトリックとかね。

だから、『白い影』は自分にとって特別な作品なんです。何度目だ?この話。


でね、中居さんが演じた直江先生がすっっっごく好きで。
竹内さんが演じた倫子も本当にかわいくてひたむきで好きで。
二人が接しているシーンが、本当に本当に大好きで。


最終回の録画したビデオテープ、何十回再生したか。
もう処分するころにはびろんびろんだよ。
ビデオ機器のなかで絡まって大変なことになったこともありました。


あまりにも好きすぎて、原作本買ったからね。ガチで。

『無影燈』買ったからね。おこづかいためて。

ドラマの内容と原作の内容、全然違ったからね(笑)


まあそんなこんなで、『白い影』って作品がすごく好きで、
直江先生と倫子も大好きで、
中の人の絡みもすっごく好きだっていう
いかにもなカプヲタなんですよ、自分は。
14年前からずっとね。


だから、二人が今でも『白い影』のころのエピソードを話してくれるのは、
とても嬉しいし、本当に、心から、感謝しています。

ありがとうございます。


14年間、二人がずっと第一線でいてくれて、
たまに番組かなんかで共演している姿を見ると、

そのたびに胸が締め付けられます。
あまりにも変わらず楽しそうで。

中居さん、もはや直江先生と別人のように見た目変わってるのにね。関係ねえだろ!

二人とも、よくここまで頑張ったよなあって…。
誰目線なんだよ(笑)

あくまで個人的になんですけど、木村くんと松たか子さんのコンビを見たときに感じる尊さと
心の高ぶりが、とても似ています。

自分にとっては、それぐらい見てて良いなあって思うコンビなんです。


何が良いって、中居さんも竹内さんもいつまでたっても
お互いに対しての態度が変わらないところ。

料理の話を聞いてても思ったんだけど、
彼にとってはいつまでたっても竹内さんの印象は変わらないんだろうなって。

竹内さん、もう『白い影』のころと比べたら、すっげー垢抜けて超超綺麗になって、
しかもママやで?料理ぐらい作るがな!
いつまで料理はあんまりしないキャラやと思ってんねん!おっさん!

と内心思ったけど、そこがまたほほえましいっていうか。
話を上手くテンションに合わせてくれる竹内さん、良い人だなーっていうか。


中居さん、俺は本心を表情に出さないぜみたいなスタンスで振る舞ってますけど
わりとわかりやすいタイプの人なんで(笑)


竹内さんとしゃべってるときのあの楽しそうな顔は、ある意味バレバレ。
彼にもし尻尾がついていたら、ぶんぶん動きまくっていたことだろう。機嫌的な意味で。

それぐらいわかりやすく、毎回テンションが高い。
大竹しのぶさんが一緒だったっていうのも、十二分にあるけども。

「お前…わかりやすいな…」って、言いたくなったもん。
おそらく内心SMAPメンバーや大竹さんも思っていたと思う。
そうでなきゃ、大竹さんのあの絶妙なトークの振りはできない。明石家さん譲りの。



竹内さんのデビュー曲のCDをもらって歌気に入った話の流れとか、すげー好き。
もらったと思ったら借りパクしていたって流れまで好き。

直江先生と倫子があああああああ・゜・(TДT)・゜・って思うもん。
それぐらい見ていてほほえましかった。


大げさだと思うでしょ?
等身大の感想なんです。ガチなんです。


(ちなみに、竹内さんのデビュー曲が好きだって話は昔から雑誌で話していたので、
決してネタではありません)




ほっぺの話は、もうお前、何回やったよ?って言いたくなるけども。
おっさん、しつこいよ。持ちネタか?持ちネタなのか?って思いました

よく考えたらわりと失礼だよね、あれ(笑)

綺麗になったよね!ってのを、
一生懸命言いたいのは伝わるんだけど、何ともデリカシーがないっていうか
「分かった!もう分かったよ!竹内さん綺麗って感想は分かった!」
と言いたくなる。
よく竹内さんは毎回付き合ってくれてると思う
来ますよ、何か来ますよって、竹内さんもう笑ってたがな。
またその話か!感が本人にもファンにも漂っているっていう。
まあ竹内さんのそういう姿も、見ててクウウウウウウウウウウッ!!ってなったんだけど。重症だなオイ。


綺麗になったってことを言いたいんだな、ってちゃんと分かってくれてるといいんだけど。
竹内さんは勘のいい人だし、バラエティ適応力も高いしきっと大丈夫だろう(希望的観測)


結子ちゃん今度飲みいっちゃう?
言わないくせに!

って絡みも、すげーよかった。

つーか、全部良かった…。最高だった…。

有難いよ…本当に尊いよ…。言葉にできないよ…

…が多くなっていますが、…部分で涙を流しているとそう思ってください。(怖いよ)


というかさ、竹内さんってバラエティでの返しとか立ち振る舞いが上手いよね。

あれはスターダストの教育の賜物なの?それとも本人の性質なの?

同じ事務所の常盤さんや北川さんや本田翼ちゃんとかも立ち振る舞いが上手いんだよねえ…。


得意料理何ですか?

って問いに

何が好きですか?

なんて返し、思いつかないもの。すごくね?

これ見てて、竹内結子おそるべし…。ってなったもんね。

中居さんが竹内さんの歌をラジオで年1でかけてる、って言ったときは、
さすがにどん引きしてた動揺してたけど。

それもまたかわいかったです。


いや本当にね、中居さんも竹内さんもありがとうって言いたい。

大竹しのぶさんもさ、すごくいいフリをしてくれて、本当にありがたかったね。
ありがとうしか言ってねえ!!

はぁ…。あと2年は今日のスマスマで生きていけると思う。
HDDだから、ビデオがでろんでろんになる心配も無し



どうぞ二人とも、これからも末永く第一線で活躍されることを祈ってます。

そして1年か2年に一回でいいから、バラエティとかで共演してくれたら
こんなにありがたいことはないです



テンションのままに書き連ねちゃったけど、推敲してないけど、ま、いいや(笑)



よく考えたら、木村くんとか、剛くんとか、慎吾とか、他にも共演した人いるのに、
なんつーか『白い影』だけこんな優遇してもらって申し訳ない、って感じっす。

薔薇の無い花屋のときのエピソードとか、黄泉がえりのときのエピソードとかは
前に見たことあるけど、プライド撮影時のエピソードはあんまり話してないよね?
そこも、見たいな、って思った。

気持ちを全てぶちまけたあとに、冷静になりましたが、
まあ、そういうことです(わかりません)

『白い影』見てない人にはなんのこっちゃ分からないし、
若干読んでてきもちわるい感想になっちゃいましたが、
まあ、大好きすぎるってことで、ひとつ許してください。


【追記】
勢いで、竹内さんが2001年にスマスマ出た時とか、
2003年に出たときとかの動画を見ましたが(わりと何回も出てるよね)
中居さんが今以上に竹内さんに親しげでびっくらした。
竹内はさ~って呼び捨てだし。

そして、竹内さんのお箸をお口にブッ刺しかねないレベルの食べ方の勢いが
今と全く変わってなくて、そこはほんわかしましたね。

振り返って

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昨日、スマスマの感想、書きまして、
今日、読み返してみたんですけど。
思いのほか気持ち悪かった。文のテンションが高すぎて。
偶然被弾した方、ごめんなさいね。酔狂の戯言だと思って、許してください。


いやね、放送前から期待してて。
その期待をはるかに超えてたんで、高ぶるテンションを抑えきれなかったすね。

最近ブログ更新していなかったから、
書き慣れていなかった、というのも一つの原因でしょう。


いやーしかし良かったよね~。
『白い影』また見返しちゃったよ~(またかよ)

世にも奇妙な物語 ランキング

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投票の結果が発表されたんですけど…まあなんというか…
組織票お疲れ様ですって感じで…(笑)

あの人たち、どう思われるかとか考えて投票しないのかな?
まったく…。同類ながら恥ずかしいよ。

というか、上位に入ったところで、他の人主演でリメイクされる危険性が高くなるのに、
そういうの考えないのか?
再放送してほしいエピソード投票じゃないんだぞ?
リメイクが見たい作品を投票みたいなふれこみだった気がするんですけど?
分かってんのかなー。

はあ…。


とりあえず、結果を見ましょうか。
世にもファンとしては、あんぐりしますよ。

7位からが実質的な順位です。
というか、世にもファンもちゃんと投票してるんだな、っていう傾向もあって、
そこは、良かったと思う。

でも本当にその作品が好きだったら、投票しないよね~(笑)
結果はこちら。


1位:イマキヨさん
たしかに面白いですよ、これは。
オチだって悪くない。
でもさ…1位ではないよね。20位ぐらいなら文句言わなかった。
世にもをこれ以外に見たことのない若い子がこぞって投票したのかな?

2位:ニートな彼とキュートな彼女
論外。
どうみたって投票したのはドラマもろくに見たことのないジャニーズファン。
作品の質をちょっとは鑑みてよ。
だからジャニーズファンはって笑われるのが分からないのか?
こういうのがいるから『イマキヨさん』や『昨日公園』みたいな佳作も一緒くたにされるんだよ。

3位:空想少女
すっっっっごくつまんなかったやつだと思うんですけどなぜ??
能年ちゃんだから?
ファンの熱意をアピールするための投票じゃないんだけど…。
意味ないと思いますよ。

4位:昨日公園
面白いですよ。
ジャニーズだから無条件にだめ!っていうつもりはない。
これは『イマキヨさん』と同じくです。
上位にいるからひとまとめにされてジャニヲタは…って言われるんだよ…。もったいない。
つーか、リメイク見たくないよ。良い作品なのに。

5位:才能玉
櫻井くんの破壊的な演技しか記憶にないんだけど。

6位:はじめの一歩
なんだこれ???
タイトルだけでパッと内容が思いつかなかったのは
ランキングのなかではこれだけです。
もう一回言う。なんだこれ?

7位:ズンドコベロンチョ
これが実質1位ですね(笑)
今見るとどうかはさておき、『世にも奇妙な物語』の代名詞と言っていい作品です。
でも今の時代にはそぐわないと思います。
ググれカスで終わっちゃうじゃん。

8位:懲役30日
ものすごく素晴らしい作品です。完成度高いです。
だからこそ投票しませんでした。リメイクしてほしくないから。
これリメイクされちゃうんだろうなあ…。
テレビジョンの世にも特集でわざわざ名指しして褒められてたしなあ…。
せめて手塚とおるさんがやった役は三上博史さんがやるとか、
それぐらいの遊び心は欲しい。

9位:BLACK ROOM 
何でランキング入ってんだよ…。
絶対リメイクしてほしくないのに…。人気作品だから仕方ないのか。
これは木村拓哉さん・樹木希林さん・志賀廣太郎さん・我修院達也さんありきの作品なので、
リメイクは絶対にやめてほしいです。本当に。切実に。

10位:美女缶
映像と演出がとても良かった記憶があります。
内容としてはよくある話です。

11位:夜汽車の男
とってもシンプルでくだらない話です。褒め言葉です。
大杉漣さん主演で、とても完成度が高いです。バカバカしいです。もちろん褒め言葉です。

これなー。
類似作品の『理想のスキヤキ』がありますし、リメイクの必要性感じないよなー。
松重豊さんが主演っていうなら、見たいかな(笑)

12位:雪山
これ!!超怖いやつですね。
怖くて怖くて直視できなかったですよ。
でも無理にリメイクせんでも再放送すればよくね?映画だったよね?
つーかリメイクじゃなくて傑作選って形でオリジナルを再放送してほしいんですけど?

13位:自殺者リサイクル法
発想はいい。でも肝心の脚本がいまいちだった記憶があります。
それを作り直してほしい!リメイクしてほしい!って意味を込めての投票なら…まあ…。

14位:ロッカー
これ、確実に世にもファンが投票したって分かりますね。
だって相当初期の作品ですもん。
かなりのバッドエンドなので…リメイクしてもラストがしょぼくれた改悪されそうだなあ。

15位:23分間の奇跡
これ大好き!すっげー良い!
とても笑い事じゃない内容ですけど、とってもよくできてる作品ですよね。
世にもファンなら分かるはずです。

でも、今放送したら、苦情殺到しそうじゃないか?とも思う過激な内容。
見たいけどね、2015年の現在にね。

関係ないけど、反田孝幸くんって、今何してるんだろう?

16位:時の女神
これはリメイクしてほしくない作品ナンバー3に入るぐらい大好きな作品です。
すっごく感動したんですよね…。だから、投票しなかったんです。
だから、手を付けないでほしい…。
ギバちゃんと水野真紀さんと奥菜恵さんだからいいんだよ。

17位:来世不動産
面白いことは面白いけど。
最近の作品やん。
リメイクしてどないすんねん。適当に動画探せば見つかるやろ。

18位:過去からの日記
これも名作。西島秀俊さんと蒼井優ちゃん主演ですよね。
オチも含めて本当に大好きだった。
西島さんも、蒼井優ちゃんもベストアクトじゃないかってぐらい演技が素晴らしかった。

だからリメイク反対。投票はもちろんしなかった。
オリジナルを再放送してほしいんですけど?

19位:13番目の客
リメイクしてほしくない作品ナンバーワンです。
考えさせられる後味の悪いオチ含め、世にも全話を通しても上位に入る出来。
リメイクなんてしなくても、SMAPの特別編を再放送すればいいじゃないかよ!!

20位:迷路
これ名作ですよね。多少怖くてグロかったけど、
最終的に無欲な人間こそが得をする、っていう道徳的な内容でした。

21位:どつきどつかれて生きるのさ
なにこれ?意味わかんないんですけど。

22位:トイレの落書
うーん…。まあリメイクされても特に心がいたまない作品としてなら
犠牲になってもいいですよ(笑)
そこまですごく良かったって記憶はない作品です。

23位:自販機男
城島リーダーが味があって良かったんですよね。これ。
でも、城島リーダーありきだから、他の人主演でリメイクしても魅力半減だと思いますけど。

24位:相席の恋人
意外な人気。
良い作品ではあったけど、佳作ぐらいだと思っていました。

25位:峠の茶屋
世にもファンが投票したんだろうなあ…って何とも嬉しくなる順位です。
今見たら安っぽく感じてしまうかもしれないけど、怖くて奇妙で、オチもよくて好きな作品です。

26位:思い出を売る男
これはまあリメイクいいんじゃないすか、内容もそこそこいいから(適当)
いやね、発想も脚本も良いし、小堺さんも熱演なんですけど、
オチが若干気に入らないんですよ(笑)

個人的に好きな作品である『夢を買う男』は守られて良かった。

27位:ハイ・ヌーン
これこそ世にも奇妙な話ですよね。
だって、玉置さん食べてるだけ(笑)
今の視聴者が見ても面白さ分かってくれるのかなぁ?

28位:石油が出た
悪くないけど…。

29位:サブリミナル
内容がエグすぎて、見るのはなかなか勇気がいります。
というか、オチ含めてあまりにも内容がシャレにならない内容ですから、
リメイクで多少ぼかさないと放送は無理でしょうね。

30位:栞の恋
なかなかじーんと来る内容だったと思います。雰囲気も良かったよね。
ただ終盤でちょっとだらけたかな?あそこらへん作り直すならリメイク賛成です。


世にもファンだけの投票だと、実質的な順位はこんなものかな?

1位:ズンドコベロンチョ
2位:懲役30日
3位:BLACK ROOM
4位:美女缶
5位:夜汽車の男

6位:雪山
7位:ロッカー
8位:23分間の奇跡
9位:時の女神
10位:過去からの日記

11位:13番目の客
12位:迷路
13位:相席の恋人
14位:峠の茶屋
15位:思い出を売る男

16位:ハイ・ヌーン
17位:サブリミナル
18位:栞の恋
19位:昨日公園
20位:イマキヨさん


これなら納得だね。
あと『おばあちゃん』『三人死ぬ』『プリズナー』『マンホール』
『発電課長』『夢を買う男』『にぎやかな食卓』あたりを個人的には入れたいですね。
特に、『おばあちゃん』がランキングに入ってないのが意外だなー。

でもリメイクしてほしくない作品ばっかりだわ…。
再放送でええやんけ、フジテレビ!

とりあえず、再放送できるであろう映画の特別編とSMAPの特別編の
『雪山』『BLACKROOM』『13番目の客』は絶対リメイクやめてほしい。
『トイレの落書き』はどーぞどーぞと。


『言葉のない部屋』入ってなくてよかった…!

現状報告

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堀北真希ちゃんと山本耕史さんが結婚したことに爆笑し←なんでやねん

夏のドラマも終わりを迎えている中で、

このブログが稼働する間隔もどんどん広がり、

何を書けばいいのか迷いを迎えている今日この頃、いかがお過ごしですか?



ここ最近は、テニス観戦とか英語の勉強とか、

現状ではドラマよりずっと楽しいことを見つけてしまって

夏ドラの枯れっぷりも相まって、そっちにずっぽりハマってしまっているんです。


ドラマに関しては、ずーっと見ているからかどうしても

評論家になってしまったような駄目だしとか、物事を論理的に考えてしまって

素直な感想が浮かばなくなった、っていうか。


それでもって、他の人との受け止め方のズレが、何とも心の中に違和感となって残って、

さらに素直に感想を構築できないでいる、みたいな。何言ってんだこいつ。



まあ早い話が、めんどくさいんですよ、めんどくさい!

秋は、楽しみなドラマがそこそこあるので、ここまでめんどくさがらずにがんばれたらいいなって…。

下町ロケットとか、WOWOW版が名作すぎだけど、どうするんだろうなあ。

ミュージックステーション 10時間

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まずは苦情。

テレビ朝日さんね、10時間歌番組やってくれるのはいいけど、
第一部と第二部と第三部に分けてくれないと、
うちのレグザは録画してくれないんですよ!!

しょうがないから、時間帯予約しましたよ…Gコードかよ…ぶつぶつ…。



で、休みだったので、結局ほとんど見たんですけど(笑)

第一部と第二部で、力の入り具合がダンチだった気がするんですけど、
気のせいですかねぇ…。ま、いいんだけど。


今回のMステで一番心を震わされたのは、やっぱりXJAPANかな。

自分は、リアルタイムでは彼らのことを追っていたわけではないし(子供中の子供だったしね)
hideという人がものすごく人気があった、何か髪めっちゃ立たせて歌ってた、
ぐらいの印象しかなかったんですが、

金スマにToshlさんが出ているのを見て、大変だったんだなあ…って思って。

去年のMステスーパーライブで初めてまともに歌っているのを見て、ものすごく心えぐられて。
それからYoutubeで曲を聞いたり、ライブ映像を見たりして。

今回のMステも、すごくよかった。
紅とForever Loveが、一番彼らの曲の中で知名度高いのか?と思ったけど、
圧倒的なパフォーマンスだったと思う。

Toshlさんのあの力強いハイトーンボイスが、魂を削って歌っているように見えて、とても好きです。
というか、男性ボーカルの高音が好きなのかな。自分。

Forever loveは、歌詞がToshlさんだけでなくXJAPANそのものの歩みを描いたようで、

失ったものはあまりにも重く、多くて大きいけど、
戻ってこれて本当によかったなあ…

って、心底思いました。本当に。

大して当時から彼らのことを追っていない自分ですら感動したんだから、
昔からのファンの人は、どれだけ…と、ファンの方々にすら思いを馳せましたよ。


今度いつ歌番組に出てくれるか分かりませんが、
次出たときは『Rusty Nail』を歌ってほしいなって思います。

全ての楽曲を聞いたわけではないんですが、
この歌が一番好きだし、歌詞が好きです。


そして、森山直太朗さんの『さくら独唱』にも感動しました。
『さくら独唱』と『夏の終わり』は
自分の学生生活に何度も聞いた大切な曲です。
だから、大切に力強く何度でも歌ってくれる直太朗さんには感謝してるし、
今回も、『さくら独唱』を聞いて、ウルッてなりましたね。



ZARDさんのリマスター映像は、
ただでさえ美しく透明感のあるZARDさんがさらに美しくて
涙が出そうになりました。

彼女の曲も、好きなものが数多くあります。
マイフレンド・君に逢いたくなったら・運命のルーレット回して・心を開いて…。
タイアップ曲だからということもありますが、彼女の歌声もまた素晴らしかった。


山崎まさよしさん、個人的には『僕はここにいる』を聞きたかったんですけど…。
ドラマが好きだったんでね。
でも、変わらない歌声でした。
どうせなら福耳として出てもらって『惑星タイマー』も聞きたかったなぁ。



あ、世界に一つだけの花、
上位TOP5に入るのは、まあ正直当然だと思ってましたけどオイッ
さすがに坂本九さんと美空ひばりさんより上位ってのは、
見ているこっちですら恐縮してしまいました。

前にも似たようなことがありました。
昭和の名曲TOP50と平成の名曲TOP50みたいなので、
昭和の方は坂本九さんの『上を向いて歩こう』で、
平成の1位がSMAPの『世界に一つだけの花』、
2位が美空ひばりさんの『川の流れのように』だったんですよ。

いやいや…たしかに『川の流れのように』は昭和っぽいイメージだし、
『愛燦々』の方が曲の出来としては良いよなとか思ったけど、
美空ひばりより上に行っちゃったよ…

みたいな感じ。


そして今回のMステも、やっぱりSMAPは恐縮してて。タモリさんにも突っ込まれてましたよね。
恐縮しすぎて、普段はバラバラのダンスが揃う始末。

でも、やっぱりSMAP好きだなあって、再確認しました。
うるうるしながら夜空ノムコウやDear Womanや世界に一つだけの花を歌う姿、感動しました。

それと、木村くんの踊る『恋するフォーチュンクッキー』、
AKBファンの方には正直申し訳ない気持ちもあるのですが、とても楽しませてもらいました。
それを笑顔で見守る4人もすごく良かったです。

これからも、5人で力を合わせてがんばってほしいです。




タモリさん、長生きしてね。

最近

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Mステを見てから約1ヶ月ぐらい。XJAPANの動画見まくってます。
それはもう、お前どうしたってぐらい。どっぷりとXJAPANだけに浸かってます。

XJAPANさんについては、本当に何も知らなくて。
物心ついたときには、もう既に解散してたし。

Forever loveとhideさんの曲しか知らず、ボーカルがYOSHIKIさんだと思ってたぐらい。

去年の金スマも見てなかったから、何となくいろいろ大変だったバンドだよね、ぐらいの印象だった。


だから見る映像全てが新鮮で衝撃で。
全員かっこいいんだけど、自分は何よりTOSHIさんのかっこよさに衝撃を受けました。
何で今あんな胡散臭い見た目なんだ


多感な時期に、もしXJAPANがいたら、どっぷりハマっていただろうなあ…と、
動画を見ながら思いました。

来週のNHKの番組『SONGS』でXJAPAN特集をするので、それも楽しみです。

XJAPANに関しては、また新たに記事作って語れたらいいな。


ちなみに好きな歌は…無難すぎますが、Rusty nailですかね…。

SONGS XJAPAN

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30分じゃ短すぎ!!!



ずっとずっと楽しみにしていたSONGS。
その期待以上の出来でした。

この間のMステウルトラフェスを見るまでは、
XJAPANが歌っている姿も、彼らのことも本当に何も知らなくて。(知っていたのはhideぐらい)

それからインターネットを駆使して色んな情報を仕入れて。色んな曲聞きまくって。
付け焼刃しまくりです。
金スマも見て、そんなことがあったのかと驚愕したりして。

何というか…こんなに激動の人生を歩んだバンドっているのかな、ってぐらいすごい。
大河ドラマか何かですか?



PATAさんとTAIJIさんについてもうちょっと触れてほしかったけど

そこはやっぱり、30分じゃむーりー!なので、

YOSHIKI氏とTOSHI(Toshlが正式な表記らしいけど何でやねん)の絆にスポットを当て、
そこに専念したのは良かったと思います。
だから前編後編にしておけとあれほど


流れた映像はほぼ自分がインターネッツを駆使して過去に見た映像ばかりでしたが、

まさかWithout Youが聞けるなんて思っていなかったから、

そこはただひたすらYOSHIKIの涙と共にウルウルしました。


Without youを初めて聞いたとき、こんな綺麗な曲ってあるんだ…と感動したんです。
そしてその曲のバックボーンを知って、さらに大好きな曲になりました。


だから、その曲がSONGSで流れるなんて、そりゃ泣くがなと。

マディソンスクエアガーデンでの映像も、すごくグッと来たし。


もう、何か、何から語って良いのか分かんない。
それぐらい見ていて胸がいっぱいになったSONGSでした。

YOSHIKI氏もTOSHIもそうだけど、
5人とも、どうか健康に無事にこれからも生きていってほしいですね…。

TOSHI、本当に戻ってこれて良かったなあ…。
もう皆の前からいなくならないでほしいな。



あのー

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大分このblogも放置してきたけど、
なんで未だにそこそこアクセスされてるんかな?
どっかに貼られたん?
とびくついています。

とりあえず、私は元気です。
パソコンぶっ壊れたんで、すっかり更新意欲も薄れたけれど。

中学聖日記と主題歌

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何だかんだで、来週最終回ですね。

まあ、なんてこたあないドラマなんですけど。←オイッ

有村架純さんと岡田健史さんはじめ、
役者さんたちがみんな良いですね。

黒岩くん役の岡田健史くんは、
『リリイ・シュシュのすべて』のころの市原隼人くんのような、
儚さと繊細さ入り交じった瞳を感じます。



演技はそりゃ初挑戦なので、拙さもありますが
あのひたむきな瞳は良い。良いわー!
未完成なものが煌めくのを見るのが好きです。
性癖です。はい。

町田啓太さんは『花子とアン』の郁弥さん役で、
こりゃかっこいいで、と思ってたんですが、すっかり演技うまくなって…
とおばちゃん目線。


そう、おばちゃんなんでね、
どちらかというと、母親側に感情移入してますね。
夏川結衣さんも、相変わらず演技が素晴らしくてね…。
あの全身からにじみ出る演技が良い。
かなり若干膨張されたけど、

本当にあのひたむきな演技が良いですよね!
『青い鳥』では佐野史郎捨てて逃避行したくせに!って思いながら見てましたけど。

証拠画像



聖母(蛍ちゃん)も、ほんと、いいよ!!
痛いぐらい困惑が伝わってきた。
見てて泣いた。





でも、なんと言っても主題歌ですね。




『コウノドリ』

「奇蹟」

も良かったですけど(うちの親がどハマりして原作まで買ってましたよ…)


今回の歌も良い!!



サビが一瞬スピッツの『春の歌』に似てるけど
そんなことは知らん!

良いものは良い!!

すでにダウンロードした!

多分もう100回は聞いた!
聞きながら脳内で聖と黒岩くんのこれまでの映像流れてる!勝手に!(病気!?)

どんなにトンチキで
ツッコミどころ満載の展開でも、
聖(有村架純さん)と黒岩くん(岡田健史くん)が切ない表情してるなか、
「プロローグ」が流れたら、
もう無条件でウルウル。
パブロフ?パブロフなの?きっとそう。
とにかく良いものは良い。


『Nのために』の「silly」も素晴らしかったけど、これも良いですよねぇ…うう。

何で家入レオを紅白に出さないんだよボケッ!!




とにかく、主役二人と主題歌のPVだと考えれば、
このドラマは十分出来が良いです。

皮肉じゃないです、ほめてます。

有名なドラマ『魔女の条件』だって、大概展開はひどかったですよ。
全話見てたから知ってるよ。

でも、全盛期松嶋菜々子とタッキーの究極の美しさと、
ブレイクしまくってたころの宇多田ヒッキーの「First love」の合いっぷりったら半端なかったですからね。

個人的に、『中学聖日記』はハッピーエンドで終わってほしいです。

教師と生徒の禁断の恋、と言えば
『高校教師』と『魔女の条件』があまりにも有名ですが、
どちらもちゃんと離れないまま
終わりましたからね。

ただ、『高校教師』のような
全てを失った二人の究極の選択、
みたいな野島伸司展開はやめてくれ、
幸せに平和に穏やかに二人で暮らしてくれ、
と祈るばかり。ほんとに。

『高校教師』にどっぷりハマって
今も好きなドラマトップ10には必ず入るぐらい好きですけど、
聖と黒岩くんにそれは似合わない。

お願いします、TBSさん。

それにしても、

年上と年下の淡い恋愛(片思い)、

ってのが私の性癖どストライクなのが
つくづくわかりました。

『恋は雨上がりのように』の映画も
くそハマって5回は見に行きましたからね(あれも主題歌良かったわ…)

エンディングはどうするべきか

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これまでのダイジェスト。






くーたまらんねたまんないよね。
どんな終わり方するんだろうな。
終わり方如何によっては
💩扱いにも👏👏👏👏扱いにもなりうるのだが。
終わりよければすべてよしという言葉のごとくね。


『高校教師』パターンか


『魔女の条件』パターンか


『最後の恋』パターンか


『お見合い結婚』パターンか


『Steins;Gate』パターンか


個人的には、『時の女神』のような
織姫と彦星のような終わり方も良いなぁ。

久しぶりにブログ更新してみたら

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久しぶりにブログログインしたら
簡易プレビューはなくなってるわ絵文字もなくなってるわで、
変わっちまったなgoo…と思った。

というか、そもそもブログ検索がしにくくなりすぎて笑った。
なんやあれ、と思いましたね。ははは。

中学聖日記 強欲な最終回

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最終回、よかったと思います。

こういう作品は破滅的な展開になりがちなのですが、

平和的に終わってよかったと思います。

聖ちゃんは教師に戻れて、黒岩くんはきちんと進学して就職できた。

勝太郎と原口さんもめでたしめでたし。

黒岩母と聖母、二人とも関係改善。

破壊と再生、そして愛の再構築。
実に強欲な最終回でしたよ。


破滅的な愛の作品も好きですけどね。



感想は書けたら書きたい。


あ、夏川結衣さんはやはり夏川結衣さん。
すんごい女優だなーと改めて思いました。







目の酷使

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バナナフィッシュからのボヘミアンラプソディは
泣きすぎて目が死ぬかと思った。

ボヘミアンラプソディの感想(ネタバレ有)

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『ボヘミアンラプソディ』見てきました。

というかもう既に4回見ています。マジで。


散財しています。家族引いてます。

サントラ聞きながら通勤しているし、

ふと気を抜いたときに脳内に「ボヘミアンラプソディ」の映像流れてます。

暇あれば映画の映像見たり宣伝に勤しむ4人の映像見たり画像見たりしてます。
どんだけやねん。

それぐらい、自分にとっては
いろいろと心を持っていかれた映画となりました。

見終わったあと胸がいっぱいになった…

いや、胸どころではなく体内すべてにQueenをあのストーリーと曲を注ぎ込まれた感じ。

これは今まで味わったことのない感覚でした。

元々、出来はいいという評判は聞いてたし、
期待100%で観に行ったんです。

でもひねくれ者なので、ついつい
「期待して裏切られたらどうしよう」という懸念も同時に頭にありました。


ラスト21分のライブが素晴らしい

そこだけのために見に行く


とか、すでに映画を見た人の感想も脳内に刷り込まれていたからかもしれません。


でもそんなの杞憂でしたね。
私がQueen素人だからなのかもしれないけど、
最初から最後まで、どっぷりあの世界に
つかって見ることができました。



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ここから先はネタバレ全開でいくので、

未見の方、内容を知りたくない方は

回れ右してください!

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えーと、語ることが多すぎたので
ヘッダー作りました!




映画『ボヘミアンラプソディ』のここがすごい!

と題して書きます。書きたい。感想を。


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映画『ボヘミアンラプソディ』のここがすごい!





1.ストーリー展開が実にシンプル&捨てシーンがない



とにかく時間が経つのが早くて、
あっという間です。駆け足とも言う。


Queen結成から成功に至るまで
ボヘミアンラプソディの制作
フレディとメアリーの別れ
フレディの迷走
フレディ復活
父親との和解
ライブエイド


結構盛りだくさんだったと思うんですが

「このシーン要らんやろ」ってシーンがひとつもなくて良かった。


ちなみに、私が一番心を持っていかれたシーンは、
やっぱりフレディがジムを連れて
実家に行くところ。

ジムのことを「友達だよ」としか言えないフレディ、

それを笑顔で受け入れるママと妹、

そしてライブエイドに参加することを、

かつて若い頃父親にうんざりするほど言われた


善き思い、善き言葉、善き行い


であると告げるフレディと、
思わず涙する父親の抱擁。

もう、このシーンでどんだけ涙が出たか。

その前にもね、父さんがフレディの
スキャンダラスな報道を
新聞で確認してたりするんですよ。


きっと厳しくは言っていても
ずーーーっと息子のことを心配してたんだろうなって。

だから、フレディが再び

愛する「友達」を連れてきて
戻ってきてくれたことは、
ものすごく嬉しかったんだろうなと、

そういう父さんの気持ちになると、
とてもじゃないが涙を我慢することはできなかったです。


冒頭では独りでライブエイドの舞台に
上がっていったフレディが、

映画の終盤では、ブライアン・ロジャー・ジョンとと一緒に舞台へ上がっていくアングルに切り替わっていたのには、本当にジーンとしました。


なんか、時系列をいじってるとか、
綺麗な部分しか描いてないとか、

いろいろ不満に思う人はいるみたいですが…。


私はね、そういうこと言う人にこう言いたい。




ブライアンやロジャーはじめ
関係者が描きたいのはQueenであり
伝えたいのはフレディのアーティストとしての優秀さと、人間としての弱さと強さなんだよ!!!
セクシャリティや交遊関係をスキャンダラスにあらわにして誰が楽しいんだよ!


過激=リアル・ドラマチックではないんだよ!




とね、私は言いたい。なぜお前が熱くなる。


そういう部分は興味をもって調べれば分かること。
(当時もパパラッチが相当追いかけ回したみたいですね)

でも、Queenのメンバーやメアリーの前でしか
見せないフレディもいて、それはたいてい外の人間には伝わっていない。

ブライアンやロジャーは、
そんなフレディの一面を、この映画を通して
伝えたかったんじゃないでしょうか?


私は、決して脚本がひどいとは思わないし、
フレディのことが好きになったし、
親近感を覚えるぐらい
身近に彼の心を感じることができましたよ。

これはきっと、ロジャーが言ったように
人間は皆何かのマイノリティだからなんでしょうね。


もちろん、Queenの音楽ありきなところは
否めませんけど。

でもいいじゃん。Queenの映画じゃん?素敵やん?

詳しくは後述しますが、

音楽と脚本の展開を合わせるのが
とてつもなく上手いです。

そういった意味でも、
この映画の脚本は、実に巧みでした。




2.劇中音楽(Queenの楽曲)とストーリーの融合がすごい


とにかく隅から隅まで音楽をQueenで埋めつくしていましたが、ストーリー展開にことごとくハマる曲だらけで、おみそれしました。

ラスト21分間のライブがすごい!
との評判でしたが、

自分にとっては135分間すべてが
Queenのライブであり、135分間全てが素晴らしいMVでした。

全てが印象に残る楽曲だったんだけど、
全部書いてったらきりがないので、
特に印象に残った曲とシーンの感想です!



①Somebody to love



Queen - Somebody To Love (Lyrics)


この映画で一番印象に残った歌です。

ピアノの弾き始めのイントロ神すぎん?

この映画ではBohemian Rhapsodyと共に2回流れる数少ない曲だと認識しているのですが(Love of my lifeもそうな気がするけど、一つはフレディ歌ってないしノーカウントで)、

ボヘミアンラプソディがこの映画のテーマでありテーマソングなら、この曲は裏テーマなんだろうなと思いました。

この歌は映画で初めて知ったんですけど、
冒頭で流れているのを聞いたときも

率直に「ええ歌やん」と感じましたが

2回目に流れたとき、そのタイミング!
そう、タイミングがあまりにもぴったりすぎて!!

いろいろ迷走して、大切なものを傷つけて、

反省して取り戻して、でもその頃には

自分の命が残り短いと悟って、

それでももう迷いはなくて、

自分のやりたいこと、自分の愛するものを
大切にしていこうっていうフレディがね!

とにかく泣けて!あまりにもかっこよくて!

ブライアン・ロジャー・ジョンらに
エイズのことを告白したあと肩を抱き合って


その直後!

冒頭のリピートみたいな形で

再びSomebody to Loveの

あのピアノのイントロが流れたときね!


ずるいわその使い方…なにそのリピート…


と思いながら見てました。
言うまでもなく泣いてました。

で、曲の終わりぐらいに、
ジムハットンの家を訪ねるんですよね。

ここもね!良くできてんなー!!と感嘆したよ。

愛するための誰かを、誰かではなく
フレディ自身が見つけたんです。


ずるいよね。
ずるいやろこの使い方…。




②Love of my life


Love Of My Life - Rock in Rio 1985



これも2回使われてるんですが、

片方はフレディが作詞作曲してるシーンで(このシーンでのポールの血走った目が怖すぎ)

もう一つはフレディとメアリーの別れのシーン。

このシーンとこの曲の歌詞が
あまりにもシンクロしすぎて、
ものすごく悲しかったなー。

メアリーの気持ちもわかるんだけど、
フレディの涙いっぱいにためたあの瞳が忘れられない。

この曲が流れたあたりから
フレディの孤独に苦しむシーンとか
寂しそうな表情が目立ち始めて、

すごく胸が苦しかったです。

(関係ないけどサントラの曲順と映画内で流れた順番逆じゃね?Crazy Little Thing Called Loveとこの曲)


③Another one bites the dust


Queen - Another One Bites the Dust (Official Video)


この曲は何といってもジョンのあの睨みと

「そこまで分かりやすいもんか!?」

と思わず困惑したハッテン場の映像でしょう。

まあ行為そのものがっつり見せるわけにはいかないし、ああいう分かりやすい表現で正解だと思うけど、

「うわぁ…フレディアカンて…どんどん落ちてってるやん…」

とドン引き。

だからこの曲を聞くたびに
あの映像を思い出す。
いいのか。それでいいのか。



④I want to break free


Queen - I Want To Break Free (Official Video)


これも歌詞がエグい。

孤独に追い詰められていく
フレディの気持ちを代弁したようで。


But life still goes on
I can't get used to living without, living without
Living without you by my side

I don't want to live alone


たしか劇中で流れたのはこの部分だったと記憶してますが、
そのときフレディが独りで鏡に向かってる奥で
ブライアンやロジャーやジョンがじゃれあってるのが見てて辛さMAX。

この直後にフレディは爆発しちゃうんですけど…。



⑤Who wants to live forever

Queen - Who Wants To Live Forever (Official Video)


フレディが病院に行って、治る見込みがないと知らされるシーンで流れてましたね。

ものすごく悲しい曲調で、フレディの絶望が痛いぐらい伝わったんですけど、

だからこそ、病院のロビーで座っていた患者(同じ病気?)「エーオ」に

「エーオ」で応えるところがとても映えました。

あそこでこれからの自分を覚悟し、腹を決めたんだなーって。


⑥BohemianRhapsody(Live Aid)



ずるいですよねー。

家族と再会したあと

「ステージからキスを送るよ」

とママに言って、
実際間奏中に送るんですよ。
そしてそれをテレビで見るママの目が
涙で潤んでるんですよ。

反則だよねー。



で、毎度毎度歌詞ですよ!!!

ずるくない!?


1番の

Mama, ooh
Didn't mean to make you cry
If I'm not back again this time tomorrow
Carry on, carry on as if nothing really matters


もずるいけど、 2番のほぼ全部


Too late, my time has come
Sends shivers down my spine
Body's aching all the time
Goodbye, everybody, I've got to go
Gotta leave you all behind and face the truth
Mama, ooh
I don't wanna die,
I sometimes wish I'd never been born at all


とか、もう、ずるくない!?

ここからのレディオガガ!


もう、ひどいね。この映画は。
ずるいねこの映画。

褒めてます。



⑦Radio GaGa(Live Aid)


個人的には、原曲よりライブエイドぐらいの
走ったテンポの方が好きだなあ。

この曲はなんといっても


You had your time, you had the power,
You've yet to have your finest hour,
Radio,


ここの歌詞がフレディやQueenそのもので、
テンション上がった。

フレディが3人に許しを請うシーンでの

「年のわりには悪くない4人だ」
って台詞を思い出して胸が熱くなった。


そうそう君らはこれからなんだよ!!

と思ったりして。ずるいよね。(結局それ)

サビ部分での映像は鳥肌たったなー。



⑨Hammer to Fall(Live aid)


失礼ながらこれも映画見て初めて聞いた曲だったんですけど、かっこいいですよねー!


You don't waste no time at all

We just wanna scream it
louder and louder and louder


って歌詞が特にお気に入りですね!
(曲の感想になっとるやないかい)



⑩We are the Champions(Live Aid)

歌詞がエグい。全編に渡ってエグい。
これまでのフレディの心情を歌ったかのような歌。

そんなフレディを見つめるメアリーやジムの表情に涙。泣くやろあんなの。

そして曲終わりからの

トゥナァイー♪のフェードインですよ。
反則技です。



⑪Don't Stop Me Now



Queen - Don't Stop Me Now (Official Video)



QueenではWe will rock youとWe are the championsとこの曲だけ知ってました。

この曲が流れながら、
実際のフレディやブライアンやロジャーやジョン、ジム、両親との仲睦まじい写真がスクリーンに映し出されて、

それを見せられた日にゃ…
身体全身が満杯で溢れだしそうでした。

で、この曲をplayしてる実際のQueenの映像がエンドロールと共に流れるって演出、

落ち着いて考えてみても、神すぎん??

もう穴が開くほどスクリーン見てましたよ。
かっけぇ…と思いながら見てましたよ。

映画のジョンと本物のジョン、生き写しすぎ。



⑫The Show must go on




Queen - The Show Must Go On (Official Video)



この曲も知らない曲だったけど、
聞いただけても鬼気迫る感じが伝わってきますよね。
サビのイェイエー!っての、魂からの声って感じしますもん。


映画見終わったあと歌詞を確認して
いつ頃の歌かも知って、エピソードも知って




うおおおおおおおおおおおん。゚(゚´Д`゚)゚。





と決壊。


Somebody to Loveとこの曲は、
日本語字幕ほしかったなー。

出せる余白がなかったから仕方ないんだけど、
歌詞をかみしめながら聞くのとでは、
全然違いますし。

こういうとき、英語できたらなー
って思うんですよね。


とにかく、この歌を
最後の最後に持ってくる人には
肩バーンしてハグしたい。
そして心からの感謝を。


特に印象に残った曲だけピックアップしましたけど
その他にも印象的な使い方はたくさんありました!



えっなんでこのシーンで?
この音楽はあってないだろ…。


とか


音量でけえわ音楽でごまかすな



とか全く感じなかったので、
音楽担当の人がとにかく有能。

脚本の内容との親和性がとにかく奇跡に近いレベルだったんですが、

相当ディスカッションしたんだろうな。



3.役者の演技がすごい





いやぁ、演技もすごく良かった!!!!

ほんとに!!!!!



何しろほとんどが実在の人物、
いくら脚本と劇中音楽の化学反応がすごくとも、
役者の演技がまずければ成り立ちません。

「こんなん◯◯じゃねえわ」

と一歩引かれては致命傷。

だけど、出ている役者さんたち、
全員良かったです。



①ボラプボーイズ


・ラミ・マレック(フレディ)

特に心を持っていかれたのは、
やっぱり主役のフレディマーキュリー役の
ラミマレック氏の熱演。

あれだね、完全に演技を超越してたね。
彼はフレディとして、
確かにそこに生きていました。


顔は全然似てないんだけど(ブルーノマーズ顔だよね)
演技力がとにかく凄かった。


もうね!かわいいんだよね!!


そうなんです、ラミフレディは

とにかくかわいいんです!


出っ歯を気にしながら笑うラミフレディかわいい。

メアリーにメロメロのラミフレディかわいい。

Love of my lifeを作詞作曲してるときのラミフレディかわいい。

王様コスプレしてニッコニコなラミフレディかわいい。


…かわいいばっか言っててもアレですね。


この映画でのフレディは
セクシャリティとか派手な遊びっぷりとか、破天荒とか、
もちろんそういう部分も描かれていたんですけど、
何より優しくて傷つきやすい心の部分を
優先して描かれていたような気がします。


ムラムラ爆発したポールにキスされたときの表情とか、

メアリーとの別れのシーンでの涙いっぱいにためたあの瞳、

メアリーの家の隣に引っ越しての電気カチカチシーンや、

ポールに準備させたパーティーでの虚勢や

祭りのあとの寂しげな表情、

もうラミフレディのすべてから目が離せなくて、
どっぷり感情移入をしちゃったんですよね。


特に、メアリーが心配してフレディの別宅(ミュンヘン?)に訪ねてきたときの

ソファーで震えながら
独りぼっちで眠ってる姿は
涙なしには見れません。

何かに怯えている捨てられた仔犬のようで、

メアリー早くフレディを助けて!

と大声で叫びたくなりました。

心のなかでは叫んだけどね。言うまでもなく。
(このシーンでのポール含めおホモさんたちが大量に入ってくるシーンは怖かった…ひいいいいってなった)

帰ろうとするメアリーを
ひきとめようとするときの情けない(おそらく心も身体も衰弱してたんだろうな)詰め寄り方も、

雨のなかメアリーに「妊娠おめでとう」と言うときの表情もすごいし、

雨のなかで自分への怒りを露わにしてポールを拒絶する姿(このとき流れたUnder pressure最高)

ポールがテレビでフレディの交遊関係だのなんだのを暴露するのを見ているときの後ろ姿、

全てが、ラミフレディに心をもってかれます。

(ポールはフレディのことパキの少年だって言ってたけど、
本当に何も知らなかったんだね…と何とも言えない複雑な気持ちになった)


まだまだあります、マイアミに「母艦に戻りたい」と電話するシーンや

マイアミの事務所?で
一人ブライアンやロジャーやジョンを待つときの
どこか不安げで緊張してる姿も


「頑張れ!フレディ頑張れ!」
って思うし

3人にエイズのことを告白したあと

同情したり哀れんだりして
俺を退屈させないでくれ

俺が何者かは俺が決める
(I decide who I am)

みたいなニュアンスで
高らかに宣言したときの
フレディの清々しく全ての迷いから解放され
覚悟を決めた顔!


泣いたね。いや、むしろ笑顔がこぼれた。喜びも。
ぶわっとふきだした。いろんなものが。


それでこそフレディだ!

あの自信満々で規格外の
フレディ・マーキュリーが帰ってきたんだ!



とQueen素人の自分がなぜか嬉しくなったりして。

すごい。本当にすごい。


この映画の3割はラミフレディの素晴らしさでできています。

ラミがフレディ役で本当に良かったです。

男らしくて自信家で、
気高い天才のリードシンガーであるフレディも、一人の人間だったんだと、
改めて思いました。忘れてはいけないね。

ライブエイドのときのパフォーマンスは
語るまでもないほど(私の乏しすぎる語彙力では表現できない)

すごいので、もう、見てくださいとしか言えない。

神がかるって、こういうこと言うんだろうなぁと思いました。



・グウィリム・リー(ブライアン)

もうとにかく見た目が
クローンか息子かそれとも生まれ変わりかってぐらい似ていて(本物さん生きとるがな)

そればかり語られてますけど、
演技も良かったよね。

ボヘミアンラプソディのギターリフを
レコーディングするときの

フレディへの優しい表情とか、

We will rock youのアイデアを提案するときとか

フレディがWhats the lyrics?と言ったときの嬉しそうな表情とか、

この映画見終わったあとは、
グウィブライアンのそういう優しい表情が印象に残ったので
てっきりQueenのリーダーかと思ってたんですが、
Queenにリーダーはいないんですね。



・ベン・ハーディ(ロジャー)

イケメンだなオイ…


とまずみとれたのはベンロジャーです。


あの髪型が本当にめちゃ似合ってる!

女ったらしだけど音楽に熱くて仲間思いとか

何それ、少女漫画の設定かな?

本家本元さんがまず美しいから、
いろいろと大変だったと思いますが(?)
ベンがロジャーで良かった。

感情がすぐ表情に出るところとか、
(ブライアンやジョンが愛想笑いや苦笑いをして気持ちを隠すタイプだと思ったので)

ボヘミアンラプソディのオペラパート・i'm in love with my carでいじられたときの
プンプンした顔とか
可愛らしさがありましたね。好き。

本物のロジャーまだ生きてるのに、
あそこまでいじられて良かったのかな?(笑)

もしかしてQueenのお約束ネタなのかも。


惜しむらくは、ロジャーのコーラスシーンが
あんまりなかったような…?ということ。
記憶違いかもしれないけど(何しろラミフレディに心奪われてたからね)

ドラム叩きながらハイトーンのコーラスしてるところもっと見たかったなー!



・ジョー・マッゼロ(ジョンorディーキー)

ブライアンばかり言われてますけど、
自分としてはジョンの方が生き写しというか

「……えっ??本人?」と思ったんですよね。

Don't stop me nowのMVが流れるじゃないですか、エンドロールで。
そこで本物ジョンが映し出されたとき

「…えっ?違いはなに?」と困惑しましたよね。ぶっちゃけ。

演技も良かった。
苦笑いも、怒りとやりきれなさを押し殺した真顔も、フレディからエイズのことを聞かされて涙するところも
ライブエイドで楽しそうなところも、全て。


もっと見せ場あっても良かったろ!

とも思ったけど。

もし今もフレディが生きていて
Queenが続いていたとしたら、
私は多分ジョンイチオシになっていると思います。



②その他



・アレン・リーチ(ポール・プレンター)


この映画に出演している俳優において
表MVPが主役であるラミならば、
裏MVPは間違いなく、ポール役のアレン・リーチ氏であると断言できます。

ポールはこの作品において、
あまりにも分かりやすい悪役です。

孤独と自身のセクシャリティに苦しむフレディをさらにそっちの道へと導いたり、

メアリー・ブライアン・ロジャー・ジョンとフレディを引き離そうとしたり

邪魔者のリードをまんまとクビに仕向けるようにしたり…。



「一応実在の人物なのに、ここまで一手に悪役にしていいもんなのかね」

とも思ったもんです。

でもね、フレディへの倒錯的な愛は
確かにポールから感じたんですよ。

自身もまた出自やセクシャリティに悩んでいたからこそ、
フレディのことが眩しくて、自分に重ねて愛おしくて
自分のものにしたかったのかなと。

フレディの悩みも分かった(ように感じていた)んだろうし、自分のやり方でフレディを楽しませよう、気晴らしさせようと最初は思っていたのかも。

やり方は間違っていたけれど。


まあ、同情すべき点はあるけど、
冷静に考えたらこう思えただけで、
実際に映画を見てるときは



ポールの目こええよ…獣やん…

ポールこのヤロー!フレディ騙されるなー!

ポールてめえ!クソが!

おいおいどっからその大群連れてきたんだよ…

ポール最低!!!!ほんとクズ!!!!ペッ!!

フレディはパキスタン出身じゃねえよ!ばーーーーーーーーーーーーーーか!!

結局お前何も理解してねえじゃん!!何もフレディのことわかってねえじゃん!!!!!!


とムカついてましたよ。うん。当然よね。


ここまでムカつかせてくれたのは、
やっぱりアレンさんの演技のおかげ。

ラミフレディの背後にはポール。

ポールの熱い視線。振り向けばポール。


こええって。こええってお前。

分かりやすくエキセントリックな演技じゃなくて、
あくまで静かな演技だったのがなお良かった。

素晴らしい悪をありがとうと言いたいです。

・マイク・マイヤーズ(レイ・フォスター)
あんな大林宣彦みたいな特殊メイクされたら
マイクマイヤーズだなんてわかるわけねえ。

・アーロン・マカスカー(ジム・ハットン)

ポールが見るからに黒い闇キャラだとしたら
ジムはもう見るからにいい人そうですよね。

あまり出番はなかったと思うのですが(カットされた?)
あの澄んだキラキラとした瞳がとても印象的です。

何であの二人は唐突に
気持ちが通じあったんや?はて?

と見終わったあと疑問に感じていたのですが、


どうやら「制服の人が好き」っていうのが
ゲイであるという隠語だとかなんとか…。

真偽のほどはわからないし、英語聞き取れないから断言できないんですけども。


だから、フレディがボソッと言ったその発言に

ジムが「僕もだよ」と返したことで

フレディはジムも自分と同じセクシャリティなんだ!と心が開けたのかなと。脳内補完です。


何にせよ、もう少しだけ
ジムのシーンがあっても良かったと思いますが、
Queenが主役なので、今回は控えめにしたんでしょうね。


・猫たち

とにかく隙あらば猫。

息ついたときに猫。

フレディには猫。

フレディといえば猫。

これ猫映画なのかな?と思いました。
かわいかったです。



4.IMAXで見るための映画

今回、どうせならIMAXってやつを
初体験しちゃおっかな?と思い立ったんです。
まだIMAXで映画を見たことがなかったので。

で、それが大正解でした。


普通上映も見ましたが、

全然違う!ぜんっっっっっぜんちがう!!!


IMAXで見たボヘミアンラプソディは
自分がまるで「そこ」にいる感覚にさせてくれました。

映画っていうのは、普通は視覚と聴覚しか使わないじゃないですか。

でもIMAXは違う。

ロジャーのドラムやジョンのベース、ブライアンのギターの音が身体に響くし、ライブエイドの観客の声援が確かに周りにある。
自分がまるでQueenのライブの観客の一人になったような感覚にさせてくれました。


だから、IMAXで見たライブエイドは、格別です。

IMAXの回し者みたいになってますが、ガチで推薦したい。
これはIMAXで見るための映画です。

「本物のライブエイド見ろよ、YouTubeで」
「再現しただけじゃん」

とか揶揄する人もいますが




ケッ全然わかってねえな素人が
と言いたい(お前もQueen素人だろ…)



YouTubeで見ても身体に観客の声援は響かんだろうが!

そこにいる感覚にはならんだろうが!

ママやマイアミの万感たる表情や観客の楽しそうな顔がたまに映るからいいんだろが!!

フレディとQueenのこれまでを見てきたからこその

この特別なライブエイドなんだよアホ!




と、世界の中心で叫びたい。
言っちゃった。言ってやった。

だからね、ライブエイドを見事に再現した21分間は確かにすごい、そこがまた見たくてリピーターが多いのも否定しないけど、

それまでの過程があってこそ、ライブエイドで最高の興奮が味わえるってもんなのです。


都会にはIMAX以上らしいアトモスだのXだのあるらしいけど、気になりますね…。







__________________________________________


長くなったけど、とにかくいい映画です!!

これからも何回でも見たいですね。


こんな勢いだけの冗長な感想を
ここまで読んでいる物好きな人は、
どう考えてもすでにボヘミアンラプソディを観た人だろうから、

見てください!なんて言葉は要らないけど、

もし、もし万が一観ていないなら、
是非見てください!



あと、本物のQueenによる
ライブエイドのパフォーマンスです!必見!

Queen - Live at LIVE AID 1985/07/13 [Best Version]


すごいです!本物の方が!当たり前だけど!

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