本当は天皇の料理番、9係が終わってからと思ってたんですけど、
待っていられないので。
多分どっちのドラマも、最終回迎えても今以上に評価が上がることはないと思うんでね。
いやー今期は不作でねえ…。
水曜のドラマと木曜のドラマどっちもつまらなかったらきついなあ、
と以前言った気がするのですが(そのときはまさかねアハハ☆ぐらいの気持ちだったのですが)
見事にその懸念が的中しちゃって![]()
そのドラマについては、後からゆっくりボロクソに言おうと思ってるので、
楽しく見てた人は今すぐ回れ右をしたほうがいいかな。
【楽しかった!】
天皇の料理番
今期…といってもこのドラマは7月12日までやりやがるので![]()
厳密にいうと、夏ドラマに分類されるのかしら?
でも、春ドラマナンバーワンだと思う。![]()
まず、脚本がいい!
篤蔵(佐藤健くん)の心の成長や夢を追いかける姿とか、
俊子(黒木華ちゃん)との淡い関係とか、
兄やん(鈴木亮平さん)の熱演とか、家族や周りの人たちの応援や嫉妬、いじめなど、
とにかく脚本がいいんだよね![]()
自分は、質のいい脚本と質のいい演出と質のいい音楽、周りのキャラがたってこそ、
主人公が引き立つと思っているので、
そういった面では、佐藤健くんは作品運が素晴らしく良いですね。
うん、運が良い。
だけど、その運を台無しにしない程度の演技力もあるし、
何より身のこなしが良いですよね。
始まった当初は、伊藤淳史くんとかの方がいいなあ
とか、非常に失礼なことを思ったりしたのですが、
今となっては、佐藤健くんで良かったと思います。
チビノリくんでもいい作品にはなったと思うけどね![]()
でも何より、兄やん役の鈴木亮平さんが素晴らしいよね!!
出てくるたびに号泣してるからね![]()
篤蔵を煽るために書いたあの手紙のシーンで、どんだけ号泣したか。
そして、師匠・宇佐美さん(小林薫さん)もすごく良い。
どんだけツンデレやねん、って思うぐらい篤蔵の才能を買ってるんだよね。
厳しくも温かいその佇まいが好き![]()
その他にも、佐藤蛾次郎さんや高岡早紀さんや杉本哲太さんや美保純さん
柄本くんや桐谷くんもすごく良いし…。
出てくるキャラ出てくるキャラが命が宿ってて、そこが良い。
最終回は迎えてないけれども、きっと最後までこの質を保ってくれると信じてます。
マザーゲーム
これはね、何気に期待してたんだよね。
まず女優キャスティングがすごく良かったから。
木村文乃さん、長谷川京子さん、安達祐実さん、貫地谷しほりさん、そして檀れいさん。
これだけ揃えてもらったら、そりゃ見るがな。
また、その女優さんに与えられた役が、どれもこれも合ってるんだよね。
檀れいさん演じる毬絵さんが、初回からあまりにも美しすぎて、
それですっかり魅了されちゃったし、
貫地谷さんのあのポジションでの演技は安定感抜群。
安達祐実さんは、最近やっと見た目が年齢にあってきて、再ブレイクの予感を感じさせる熱演。
ものすごく綺麗だった。
長谷川京子さんも、演技に安定感が出てきて、味がある演技ですよね。
そんな芸達者の4人が、まだまだ主役に慣れていない木村文乃さんを支えていて、良かった。
そして、竜雷太さんや室井滋が要所要所ですごくいい演技をされていて、
脚本もなかなかいいなあ、と感心。
んで、題材。
最初は、名前をなくした女神みたいなドロドロかなーと思いながら見ていたんですけど、
思っていたよりドロドロせず、何か見やすくて。
これは嬉しい誤算でした。
最終回、毬絵さんが長男の部屋のロッカーを開けると
毎日ドアの前に置いていた食事のメモがどっさり出てきて…
まあ…号泣したよね。(ハハハ…)
すみません、涙もろいんです。
でも、すっげー泣いたよ。まじで。我ながら、ちょろいやつです。
最終回の締め方は、今んとこマザーゲームが一番良かった。
今年のドラマで一番良かったと思います。
やっぱり、Superflyさんの
『Beautiful』
の主題歌補正力がすごかった。
あの主題歌が流れ出した瞬間鳥肌だったもん![]()
エジソンの母の『愛をこめて花束を』もすごく良かったけど、超えたかも![]()
-------------------------------------
こっからはボロクソモードなので、回れ右推奨
-------------------------------------
【うーん…】
ようこそ、わが家へ
これはね、自分が悪いです。
始まる前は
『ストーカー逃げきれぬ愛』とか『隣人は秘かに笑う』とかみたいな、
ある程度のサスペンス要素があるって勝手に思ってましたからね。
だから、あの家族があまりにも頭がおかしい・お気楽・電波だったのが、
あまりにも耐えがたく、あまりにもきつくて…。![]()
だから、完全に真剣に見る気失せました。
でもさ、初回の序盤20分はすっげーシリアスに
サスペンス調に演出してたじゃん。
だったら勘違いしても仕方ないじゃんッッッ!!!![]()
はぁ、はぁ、はぁ…。
腹から声出しちゃったぜ。
最終回だけは見とくか…と見ても、
お気楽さは変わらないし、何か良い話風になってたし、
ほんっとしょーもないなあこのドラマって思いながら見てました。
ニット帽の男はお前誰や!?∑(; ・`д・´)
と声に出してしまうぐらい、初見の方でしたし…。
いや、風林火山の人ってのは分かるんですよ、亀治郎さんでしょ?
と思ったら市川猿之助に名前変えていやがった。まぎらわしいんだよ!
とばっちり
うーん。
亀治郎さんがああいう役ってのは、あんまりインパクトないっていうか…。![]()
![]()
全然合ってない主題歌と共に、なんだかなーと思うドラマでした。
その気になれば4話ぐらいでまとめられたよね。
期待してなかったから、裏切られた感もなかったですが。
64
出ている人たちはすごく良い演技してて、演出も良かったけど、
劇中音楽がうるさすぎるんだよ!!
台詞聞こえねえんだよ!!!
とそこばっかりにイライラして、あまり集中できなかった。
耳が良すぎるのも、考えものですね![]()
医師たちの恋愛事情
初回や2話を見たかぎりでは、どいつもこいつも発情してて、
『医師たちの下半身事情』じゃねえか
と、
ネタドラマ好きとしてはある意味ワクワクしたんですが(おいおい)
なのに、なのに…。
回を追うごとに普通になってしまって…。
はあ。
糞なら糞を貫けよ!ガッカリだよ!!!
ドS刑事
きっと、子供向けドラマとして作ったと思うんです。
だから、いい大人の自分には、面白さは分からなかったのかもしれません。
でもね、子供向けと子供だましの学芸会は違うんでね。
自分には、子供だましだなあ…という感想しか抱けませんでした。
Dr.倫太郎
これは、個人的には期待外れナンバーワンだったなあ。![]()
あんだけのキャストと、あんだけのスタッフを集めて、と思いますが、
むしろ集めすぎ固めすぎは、作品の動かせる範囲を狭めてたよなあ、と。
んで、これは『ようこそ、わが家へ』でもやってしまった失敗なんですけど、
放送前には『心療内科医・涼子』『サイコドクター』『空中ブランコ』みたいに、
1話完結で患者さんの問題を解決していくんだろうなあ、と勝手に思ってて。
そしたら、各話ごとのゲストをないがしろにして、
あまりにも蒼井優蒼井優で、もうびっくりしたよね![]()
いや、1話完結と全話通してのテーマを両立させるやり方は、数多くありますよ。
というか、王道ですよねそれは。
でも、あまりにも蒼井優おしすぎでしょ!!
そこらへんの脚本バランスが、崩壊してたなあ。
堺雅人さんは好きです。
役柄としても、半沢や古美門のようなまくしたてるキャラよりも、
おっとり優しげで静かな役の方が好きです。
でも、倫太郎はちょっとなあ、と思いました。
半沢やらずに選んだ作品がこれ?って。
まあ早い話が、おもんなかったなーって思った次第です。![]()
アイムホーム
初めに断っておきますが、私は木村拓哉って人が好きですし、
彼の演技はものすごく器用で、上手いと思ってます。
だから、普段演技が下手だとか、全部一緒だとかいう意見を見ると
は?ちゃんと全部ドラマ見たうえで言ってるんか!?
もしそうならお前の目は節穴じゃボケ!!![]()
![]()
と罵るぐらいには、彼の演技は好きです。(過激派かよ)
と、断ったうえで…言わせてもらうけども。
ものすっごく毒を吐かせてもらうけども。
このドラマ好きだった人は、回れ右してね。
ひっどいドラマでしたね(;´Д`)
このドラマの当初の触れ込みがね、
キムタク、初の父親役!
の時点で嫌な予感はしていたんですよ。
あっ、これやばいやつじゃね?ってね。
今はもう何を言っても結果論にしからないんですけど。
それでも、2話まではまだよかったと思う。
家路の過去を探りながら、家庭の再生に向かっていく話としてね。
3話あたりから雲行きが怪しくなってきて、
4話以降は、もう脚本や構成がぐちゃぐちゃになりすぎて、
正直見るに堪えなかった![]()
![]()
自分は、SMAPももちろん好きですが、同じぐらい俳優さんや女優さんも好きです。
及川ミッチーや渡辺いっけいさんや光石研さん、鈴木浩介さんや西田敏行さんも大好きだし、
水野美紀さんや上戸彩ちゃん、蓮佛美沙子さんも好意を持ってます。
じゃあ、これらの恵まれたキャストが、
魅力的に役として輝けていたかというと 否ですよね。
これは、断言できます。
渡辺いっけいさんは、不審な演技をして、
それが回収されることも特になく雑にフェードアウト。
いっけいさんの演技だけで言ったら、『月の恋人』のほうがちゃんと有効活用されてたぜ?
いっけいさんだけじゃない、
光石研さんはものすごく魅力的な演技をされる方だし、鈴木浩介さんもそう。
それなのに、扱いが雑すぎる!!![]()
![]()
ものすごーくがっかりだった。本気で。
役者の無駄遣い感もそうだけど、もう脚本が破綻していたよね。
旦那は事故に遭って記憶障害なんだよ?
どうしようもないじゃん。
それなのに、現妻の恵が冷たすぎるし、行動が謎すぎる。
乳も腹もでけーし。日活ロマンポルノ並みの見せないカメラワークを見せてもらった
元妻も、サバサバしてる風だけど、女々しくてなんだかなーだし。
結果として、愛人(吹石一恵さん)が一番魅力的に見えたよ。マジで。
最終回、もうとっ散らかりに散らかりすぎた脚本は論外として
(ミッチーはさっさとその映像を主人公に見せとけよ!!役立たずが!!)
家路が這いつくばりながらも恵のほうに行くシーン、最後の方にありましたよね。
それを見て、
木村くんすごい熱演だなあ…![]()
と思う自分と
…なんだ、それ。
と冷めた目線で見ている自分がいて。
まずそんな自分にショックだった。脚本が悪いんだから仕方ない。
前にも言いましたけど、
質のいい脚本と、
質のいい演出と、
質のいい音楽と、
周りのキャラが目立ってこそ、
主人公が引き立つと思ってるので、
主人公役の人が、いくら熱演したところで、
周りが魅力的じゃなかったり、脚本演出音楽がだめだったら、
むしろ冷めた目線で見ちゃうんだなあ…と、
そんなことを冷静に頭の中で廻らせました。
それでも、最低限の視聴率をとってしまうのが、
すごいところでもあり、悩ましいところでもありますよね。
このドラマが素晴らしい、面白い、過去のキムタクドラマより面白い![]()
と思う人がいて大いに結構。
その人には、何もかもを楽しむ才能と感受性の高さがあるだけのこと。
自分にはそれが欠如しているんでしょう。つまり楽しめている人より劣っているんです。
ただ、『アイムホーム』での彼の演技は、自分的には想定内の演技で、
これぐらいなら、過去に木村くんはいくらでも披露してたよなあ…?
としか思わず、周りとの温度差に困惑し、首を傾げるしかない。
そこまで絶賛するほどか?
という言葉が頭を擡げてしまう自分が嫌になります。
けど仕方ない。
自分にとっては、アイムホームは著しく期待はずれでした。
原作者が『ギフト』を参考に書いたらしいけど、
もう作品の質の差が天と地ほど違うよね。というか一緒にしたら失礼。
あ、よしおとの絡みだけは良かったかな。
待っていられないので。
多分どっちのドラマも、最終回迎えても今以上に評価が上がることはないと思うんでね。
いやー今期は不作でねえ…。
水曜のドラマと木曜のドラマどっちもつまらなかったらきついなあ、
と以前言った気がするのですが(そのときはまさかねアハハ☆ぐらいの気持ちだったのですが)
見事にその懸念が的中しちゃって

そのドラマについては、後からゆっくりボロクソに言おうと思ってるので、
楽しく見てた人は今すぐ回れ右をしたほうがいいかな。
【楽しかった!】
天皇の料理番
今期…といってもこのドラマは7月12日までやりやがるので

厳密にいうと、夏ドラマに分類されるのかしら?
でも、春ドラマナンバーワンだと思う。

まず、脚本がいい!
篤蔵(佐藤健くん)の心の成長や夢を追いかける姿とか、
俊子(黒木華ちゃん)との淡い関係とか、
兄やん(鈴木亮平さん)の熱演とか、家族や周りの人たちの応援や嫉妬、いじめなど、
とにかく脚本がいいんだよね

自分は、質のいい脚本と質のいい演出と質のいい音楽、周りのキャラがたってこそ、
主人公が引き立つと思っているので、
そういった面では、佐藤健くんは作品運が素晴らしく良いですね。
うん、運が良い。
だけど、その運を台無しにしない程度の演技力もあるし、
何より身のこなしが良いですよね。
始まった当初は、伊藤淳史くんとかの方がいいなあ
とか、非常に失礼なことを思ったりしたのですが、
今となっては、佐藤健くんで良かったと思います。
チビノリくんでもいい作品にはなったと思うけどね

でも何より、兄やん役の鈴木亮平さんが素晴らしいよね!!
出てくるたびに号泣してるからね

篤蔵を煽るために書いたあの手紙のシーンで、どんだけ号泣したか。
そして、師匠・宇佐美さん(小林薫さん)もすごく良い。
どんだけツンデレやねん、って思うぐらい篤蔵の才能を買ってるんだよね。
厳しくも温かいその佇まいが好き

その他にも、佐藤蛾次郎さんや高岡早紀さんや杉本哲太さんや美保純さん
柄本くんや桐谷くんもすごく良いし…。
出てくるキャラ出てくるキャラが命が宿ってて、そこが良い。
最終回は迎えてないけれども、きっと最後までこの質を保ってくれると信じてます。
マザーゲーム
これはね、何気に期待してたんだよね。
まず女優キャスティングがすごく良かったから。
木村文乃さん、長谷川京子さん、安達祐実さん、貫地谷しほりさん、そして檀れいさん。
これだけ揃えてもらったら、そりゃ見るがな。
また、その女優さんに与えられた役が、どれもこれも合ってるんだよね。
檀れいさん演じる毬絵さんが、初回からあまりにも美しすぎて、
それですっかり魅了されちゃったし、
貫地谷さんのあのポジションでの演技は安定感抜群。
安達祐実さんは、最近やっと見た目が年齢にあってきて、再ブレイクの予感を感じさせる熱演。
ものすごく綺麗だった。
長谷川京子さんも、演技に安定感が出てきて、味がある演技ですよね。
そんな芸達者の4人が、まだまだ主役に慣れていない木村文乃さんを支えていて、良かった。
そして、竜雷太さんや室井滋が要所要所ですごくいい演技をされていて、
脚本もなかなかいいなあ、と感心。
んで、題材。
最初は、名前をなくした女神みたいなドロドロかなーと思いながら見ていたんですけど、
思っていたよりドロドロせず、何か見やすくて。
これは嬉しい誤算でした。
最終回、毬絵さんが長男の部屋のロッカーを開けると
毎日ドアの前に置いていた食事のメモがどっさり出てきて…
まあ…号泣したよね。(ハハハ…)
すみません、涙もろいんです。
でも、すっげー泣いたよ。まじで。我ながら、ちょろいやつです。
最終回の締め方は、今んとこマザーゲームが一番良かった。
今年のドラマで一番良かったと思います。
やっぱり、Superflyさんの


あの主題歌が流れ出した瞬間鳥肌だったもん

エジソンの母の『愛をこめて花束を』もすごく良かったけど、超えたかも

-------------------------------------
こっからはボロクソモードなので、回れ右推奨
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【うーん…】
ようこそ、わが家へ
これはね、自分が悪いです。
始まる前は
『ストーカー逃げきれぬ愛』とか『隣人は秘かに笑う』とかみたいな、
ある程度のサスペンス要素があるって勝手に思ってましたからね。
だから、あの家族があまりにも頭がおかしい・お気楽・電波だったのが、
あまりにも耐えがたく、あまりにもきつくて…。

だから、完全に真剣に見る気失せました。
でもさ、初回の序盤20分はすっげーシリアスに
サスペンス調に演出してたじゃん。


はぁ、はぁ、はぁ…。
腹から声出しちゃったぜ。
最終回だけは見とくか…と見ても、
お気楽さは変わらないし、何か良い話風になってたし、
ほんっとしょーもないなあこのドラマって思いながら見てました。
ニット帽の男はお前誰や!?∑(; ・`д・´)
と声に出してしまうぐらい、初見の方でしたし…。
いや、風林火山の人ってのは分かるんですよ、亀治郎さんでしょ?
と思ったら市川猿之助に名前変えていやがった。まぎらわしいんだよ!

うーん。
亀治郎さんがああいう役ってのは、あんまりインパクトないっていうか…。


全然合ってない主題歌と共に、なんだかなーと思うドラマでした。
その気になれば4話ぐらいでまとめられたよね。
期待してなかったから、裏切られた感もなかったですが。
64
出ている人たちはすごく良い演技してて、演出も良かったけど、
劇中音楽がうるさすぎるんだよ!!
台詞聞こえねえんだよ!!!
とそこばっかりにイライラして、あまり集中できなかった。
耳が良すぎるのも、考えものですね

医師たちの恋愛事情
初回や2話を見たかぎりでは、どいつもこいつも発情してて、
『医師たちの下半身事情』じゃねえか

ネタドラマ好きとしてはある意味ワクワクしたんですが(おいおい)
なのに、なのに…。
回を追うごとに普通になってしまって…。
はあ。
糞なら糞を貫けよ!ガッカリだよ!!!
ドS刑事
きっと、子供向けドラマとして作ったと思うんです。
だから、いい大人の自分には、面白さは分からなかったのかもしれません。
でもね、子供向けと子供だましの学芸会は違うんでね。
自分には、子供だましだなあ…という感想しか抱けませんでした。
Dr.倫太郎
これは、個人的には期待外れナンバーワンだったなあ。

あんだけのキャストと、あんだけのスタッフを集めて、と思いますが、
むしろ集めすぎ固めすぎは、作品の動かせる範囲を狭めてたよなあ、と。
んで、これは『ようこそ、わが家へ』でもやってしまった失敗なんですけど、
放送前には『心療内科医・涼子』『サイコドクター』『空中ブランコ』みたいに、
1話完結で患者さんの問題を解決していくんだろうなあ、と勝手に思ってて。
そしたら、各話ごとのゲストをないがしろにして、
あまりにも蒼井優蒼井優で、もうびっくりしたよね

いや、1話完結と全話通してのテーマを両立させるやり方は、数多くありますよ。
というか、王道ですよねそれは。
でも、あまりにも蒼井優おしすぎでしょ!!
そこらへんの脚本バランスが、崩壊してたなあ。
堺雅人さんは好きです。
役柄としても、半沢や古美門のようなまくしたてるキャラよりも、
おっとり優しげで静かな役の方が好きです。
でも、倫太郎はちょっとなあ、と思いました。
半沢やらずに選んだ作品がこれ?って。
まあ早い話が、おもんなかったなーって思った次第です。

アイムホーム
初めに断っておきますが、私は木村拓哉って人が好きですし、
彼の演技はものすごく器用で、上手いと思ってます。
だから、普段演技が下手だとか、全部一緒だとかいう意見を見ると
は?ちゃんと全部ドラマ見たうえで言ってるんか!?
もしそうならお前の目は節穴じゃボケ!!


と罵るぐらいには、彼の演技は好きです。(過激派かよ)
と、断ったうえで…言わせてもらうけども。
ものすっごく毒を吐かせてもらうけども。
このドラマ好きだった人は、回れ右してね。
ひっどいドラマでしたね(;´Д`)
このドラマの当初の触れ込みがね、
キムタク、初の父親役!
の時点で嫌な予感はしていたんですよ。
あっ、これやばいやつじゃね?ってね。
今はもう何を言っても結果論にしからないんですけど。
それでも、2話まではまだよかったと思う。
家路の過去を探りながら、家庭の再生に向かっていく話としてね。
3話あたりから雲行きが怪しくなってきて、
4話以降は、もう脚本や構成がぐちゃぐちゃになりすぎて、
正直見るに堪えなかった


自分は、SMAPももちろん好きですが、同じぐらい俳優さんや女優さんも好きです。
及川ミッチーや渡辺いっけいさんや光石研さん、鈴木浩介さんや西田敏行さんも大好きだし、
水野美紀さんや上戸彩ちゃん、蓮佛美沙子さんも好意を持ってます。
じゃあ、これらの恵まれたキャストが、
魅力的に役として輝けていたかというと 否ですよね。
これは、断言できます。
渡辺いっけいさんは、不審な演技をして、
それが回収されることも特になく雑にフェードアウト。
いっけいさんの演技だけで言ったら、『月の恋人』のほうがちゃんと有効活用されてたぜ?
いっけいさんだけじゃない、
光石研さんはものすごく魅力的な演技をされる方だし、鈴木浩介さんもそう。
それなのに、扱いが雑すぎる!!


ものすごーくがっかりだった。本気で。
役者の無駄遣い感もそうだけど、もう脚本が破綻していたよね。
旦那は事故に遭って記憶障害なんだよ?
どうしようもないじゃん。
それなのに、現妻の恵が冷たすぎるし、行動が謎すぎる。
乳も腹もでけーし。日活ロマンポルノ並みの見せないカメラワークを見せてもらった
元妻も、サバサバしてる風だけど、女々しくてなんだかなーだし。
結果として、愛人(吹石一恵さん)が一番魅力的に見えたよ。マジで。
最終回、もうとっ散らかりに散らかりすぎた脚本は論外として
(ミッチーはさっさとその映像を主人公に見せとけよ!!役立たずが!!)
家路が這いつくばりながらも恵のほうに行くシーン、最後の方にありましたよね。
それを見て、
木村くんすごい熱演だなあ…

と思う自分と
…なんだ、それ。
と冷めた目線で見ている自分がいて。
まずそんな自分にショックだった。脚本が悪いんだから仕方ない。
前にも言いましたけど、
質のいい脚本と、
質のいい演出と、
質のいい音楽と、
周りのキャラが目立ってこそ、
主人公が引き立つと思ってるので、
主人公役の人が、いくら熱演したところで、
周りが魅力的じゃなかったり、脚本演出音楽がだめだったら、
むしろ冷めた目線で見ちゃうんだなあ…と、
そんなことを冷静に頭の中で廻らせました。
それでも、最低限の視聴率をとってしまうのが、
すごいところでもあり、悩ましいところでもありますよね。
このドラマが素晴らしい、面白い、過去のキムタクドラマより面白い

と思う人がいて大いに結構。
その人には、何もかもを楽しむ才能と感受性の高さがあるだけのこと。
自分にはそれが欠如しているんでしょう。つまり楽しめている人より劣っているんです。
ただ、『アイムホーム』での彼の演技は、自分的には想定内の演技で、
これぐらいなら、過去に木村くんはいくらでも披露してたよなあ…?
としか思わず、周りとの温度差に困惑し、首を傾げるしかない。
そこまで絶賛するほどか?
という言葉が頭を擡げてしまう自分が嫌になります。
けど仕方ない。
自分にとっては、アイムホームは著しく期待はずれでした。
原作者が『ギフト』を参考に書いたらしいけど、
もう作品の質の差が天と地ほど違うよね。というか一緒にしたら失礼。
あ、よしおとの絡みだけは良かったかな。